2020-01-01から1年間の記事一覧

年末の雨巻山

今日は、妻と一緒に益子町にある雨巻山を歩いてきた。一応、昨日のうちに大掃除は済ませておいたので、今日は今年の“歩き納め”として何処か歩いてこようと妻に相談。コロナ禍の故、あまり遠出はできないので太平山あたりにしようかと考えていたが、彼女の提…

ソウルフル・ワールド

DVD

2020年 監督 ピート・ドクター (あらすじ) 非常勤の音楽教師をしているジョー・ガードナーは、未だジャズ・ミュージシャンになる夢を諦めきれないでいる中年男。ある日のこと、かつての教え子の紹介によって一流サックスプレイヤーのドロシアの前でピアノ…

ワンダーウーマン 1984

今日は、妻&娘と一緒にガル・ガドット主演の「ワンダーウーマン 1984」を見てきた。コロナの影響により、今春6月の予定から公開が度々延期になってしまい、一時はネット配信になる可能性もあったらしいが、パティ・ジェンキンス監督等の強い要望によって何…

堅破山

今日は、妻と一緒に茨城県日立市にある堅破山を歩いてきた。先月の持丸山のお詫びの意も込めて、今度は妻をちょっぴりメジャーな山にお連れしたいと考えていたのだが、一向に収束の傾向を見せないコロナ第3波の影響により、当面、南関東の山は諦めざるをえ…

魔女がいっぱい

今日は、妻&娘と一緒にロバート・ゼメキス監督の「魔女がいっぱい」を見てきた。先日の「ムーラン(2020年)」同様、米国でネット配信のみになってしまった作品であるが、幸いこちらは海外に限り映画館での上映がOKになったらしい。そんな訳で米国における…

十二人の手紙

井上ひさしが1978年に発表した連作短編ミステリー。たまたまネット上で褒めている記事を目にして読んでみることにしたのだが、井上ひさしの小説を読むのはおそらく今回が初めて。その最大の理由は言うまでもなく俺の“西洋かぶれ”にあるのだが、この作者の場…

昭和維新試論

以前読んで面白かった「ナショナリズム―その神話と論理」の16年後に出版された橋川文三の著作。解説を担当した鶴見俊輔の文章を参考にするなら、本書の目的は、「占領軍の指す方向にしたがって、昭和初期のナショナリズムを軍国主義と一つのものとみなす」と…

ムーラン

DVD

2020年 監督 ニキ・カーロ 出演 リウ・イーフェイ、コン・リー (あらすじ) 北方民族による脅威が絶えない古代中国。魔女シェンニャン(コン・リー)の力を借りたボーリー・カーンの度重なる侵略行為に業を煮やした皇帝は、討伐軍を組織するために国中の家…

松本清張全集7

短編集「別冊黒い画集」と「ミステリーの系譜」に収められた計9編の短編を収録。といっても、解説を担当している荒松雄氏によると「別冊黒い画集」というのは「昭和38年1月から翌39年4月まで『週刊文春』に連載された」ときのタイトルだそうであり、実際…

オクラホマ!

DVD

1955年 監督 フレッド・ジンネマン 出演 ゴードン・マクレー、シャーリー・ジョーンズ (あらすじ) 1906年、州への昇格を間近に控えたオクラホマ。エレンおばさんの農場を訪ねてきたカーボーイのカーリー(ゴードン・マクレー)は、姪のローリー(シャーリ…

明神ヶ岳

今日は、平日の休みを利用して一人で日光市にある明神ヶ岳を歩いてきた。この山は、先日、妻と歩いた持丸山と一緒にリストアップしておいたのだが、少々距離が長いので妻には荷が重いかもしれない。しかし、たまたまヤマレコで目にした周回コースはちょっと…

持丸山

今日は、妻と一緒に日光市にある持丸山を歩いてきた。この三連休は奥多摩あたりのちょっぴりメジャーな山でも歩いてこようと考えていたのだが、コロナ第三波の急襲によって予定変更を余儀なくされる。そんなときにお世話になっているのが“栃木百名山”であり…

横根山を麓から

今日は、お手頃なロングコースの第35弾ということで、一人で横根山を“麓”から歩いてきた。横根山はこれまで2度歩いているが、いずれも前日光ハイランドロッジに車を止めての楽ちんハイキングであり、一度きちんと麓から歩いてみたいと思っていた。そんな訳…

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来

今日は、妻&娘と一緒に中国製アニメ映画の「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」を見てきた。コロナ禍の影響で洋画の話題作の公開は延期続きであり、仕方がないのでネット配信の旧作を見て我が身を慰める日々。そんなときに娘が興味を示したのが本作であり、正直、…

暇と退屈の倫理学

哲学者の國分功一郎が2011年に発表した著作の増補新版。以前読んだ「中動態の世界」がなかなか面白かったので、暇つぶしがてら(?)に読んでみようと思ったのだが、暢気そうなタイトルにもかかわらず、物理的にも内容的にもとてもボリュームのある作品であ…

アス

DVD

2019年 監督 ジョーダン・ピール 出演 ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク (あらすじ) 夏休みをビーチハウスで過ごそうと考えたアデレード(ルピタ・ニョンゴ)は、夫のゲイブ(ウィンストン・デューク)、娘のゾーラ、息子のジェイソンと一緒に、…

ハナント山から粕尾山へ

今日は、お手頃なロングコースの第34弾ということで、ハナント山の北西に連なる尾根を一人で歩いてきた。平日の休みということで、出来れば紅葉のキレイな山を歩いてこようと思っていたのだが、折からの強風の影響で日光方面の天気予報はほぼ全滅。仕方がな…

海外特派員

DVD

1940年 監督 アルフレッド・ヒッチコック 出演 ジョエル・マクリー、ラレイン・デイ (あらすじ) 第二次世界大戦前夜、特派員としてロンドンに派遣された米国の新聞記者ジョニー・ジョーンズ(ジョエル・マクリー)は、本社から戦争回避の鍵を握るオランダ…

エクス・マキナ

DVD

2015年 監督 アレックス・ガーランド 出演 ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィカンダー (あらすじ) 世界最大の検索エンジンを運営するブルーブック社で働いているケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、社内で行われた抽選に当選し、社長ネイサンの所有…

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

今日は、妻&娘と一緒に大ヒット上映中の「鬼滅の刃 無限列車編」を見てきた。「鬼滅の刃」に対する我が家の認知度は、俺がTVアニメのみ(=勿論、U-NEXT経由)、娘がコミックスとTVアニメ、そして妻はTVアニメを時々横から眺めていたくらいと各々差があるが…

これからの「正義」の話をしよう

マイケル・サンデルが2009年に発表し、我が国でもベストセラーになった哲学書。翻訳が出たときから興味を持っていたのだが、そこで批判的に取り上げられているというジョン・ロールズの「正義論」を完読していないことに引け目を感じてしまい、それから約10…

天城山と修善寺温泉(2日目)

今日は、妻と一緒に伊豆観光を楽しんでから帰宅する予定。昨夜、早寝をしたせいで早朝から目が覚めてしまうが、朝食の予定は午前7時半であり、それまで散歩でもしようかと妻と連れ立って宿を出る。宿があるのは桂川の畔なので、まずは桂橋を渡って“竹林の小…

天城山と修善寺温泉(1日目)

今日は、山歩きと観光を兼ねて妻と一緒に伊豆方面へ出発する日。天城山は、今春、青春18きっぷを利用した強行日帰り縦走で歩いてくる予定だったのだが、コロナ禍の折、各駅停車での長時間の移動を嫌って敢えなく断念。しかし、修善寺温泉で一泊する計画に変…

花様年華

DVD

2000年 監督 ウォン・カーウァイ 出演 トニー・レオン、マギー・チャン (あらすじ) 1960年代の香港。新聞社に勤めているチャウ(トニー・レオン)と商社で社長秘書をしているチャン(マギー・チャン)は、ちょうど同じ日に同じアパートの隣同士の部屋に引…

日本アパッチ族

小松左京が1964年に発表した彼の処女長編小説。出版社が早川書房ではなく、光文社だったからなのかもしれないが、昔から“非SF小説”というイメージが強く、そのせいで作者の代表作として取り上げられる機会も少なかったような気がする。しかし、今回読んでみ…

知の果てへの旅

数学者のマーカス・デュ・ソートイが2016年に発表した一般向けの科学解説書。大学は文系だったので、高等学校卒業後における自然科学関係の知識の供給はもっぱらアイザック・アシモフの科学エッセイに頼っていたのだが、彼の惜しまれる死によってその補給路…

コロナ禍のディズニーランド

今日は、平日に休みを取って妻&娘と一緒に東京ディズニーランドに行ってきた。コロナ禍で長期休園していたせいもあって、ディズニーリゾートを訪れるのは昨年11月以来ほぼ一年ぶり。特にランドの方は2018年5月以来のことであり、コロナは怖いが、今冬に襲…

約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~

DVD

2014年 監督 マーティン・ショア 出演 ブッカー・T.ジョーンズ、オーティス・クレイ (あらすじ) “メンフィス音楽を生み出していった伝説のアーティストに集まってもらい、その素晴らしさをもう一度世界に発信しよう”と考えた監督のマーティン・ショアは、…

大清水から尾瀬沼

今日は、妻と一緒に群馬県側にある大清水から尾瀬沼まで歩いてきた。ここ数年、それなりの頻度で尾瀬周辺を歩いているせいで未踏のルートは随分減ってきたのだが、残された最大のエリアが今回の大清水と尾瀬沼の間。特に見所となるような場所も無さそうなの…

霧ヶ峰と木曽駒ヶ岳(2日目)

今日は、妻と一緒に木曽駒ヶ岳を歩いてから帰宅する予定。今回の計画ではシルバーウィークと紅葉シーズンの狭間を狙ってみたのだが、それでも混雑は免れないだろうと予想して午前4時にホテルを出る。例によって妻は呆れ顔だが、間もなく着いた菅の台BCの駐…