2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

今日は、妻&娘と一緒に今年のアカデミー賞で何かと話題になった「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」を見てきた。今週末も(やや粒は小さいが)洋画の話題作の公開が目白押しであり、娘と何を見に行くか協議したところ、本作とスピルバ…

 楢山節考

深沢七郎が42歳のときに中央公論新人賞に応募した彼の処女作。映画化等でも話題になったことのある名作ということで、前々からいつか読んでみようと思っていた作品。“〜考”という重厚そうなタイトルから勝手に長編というイメージを抱いていたのだが、実際は…

 動物のことば

オランダの高名な動物行動学者であるティンベルヘン(=英語読みではティンバーゲン)が1953年に発表した著作。「動物の社会的行動」というサブタイトルからも分かるとおり、本書は、動物の行う様々な社会行動(=求愛から交尾に至る一連の配偶行動、抱卵や…

 宝塚花組「ポーの一族」千秋楽ライブ中継

今日は、妻&娘と一緒にTOHOシネマズで行われた宝塚花組「ポーの一族」千秋楽公演のライブビューイングを見てきた。宝塚については、これまでも何度か我が家の話題に上がっていたのだが、正直、何処から手を付ければ良いのか分からずに二の足を踏んでいた。…

 ミツマタ見物を兼ねて鶏足山

今日は、妻と一緒に茂木町のミツマタ群生地から鶏足山へのコースを歩いてきた。ここのミツマタ群生地に関する噂は色々聞いていたのだが、駐車場やそこまでの道路の狭さがネックとなってなかなか訪問できずにいた。そんなときに耳にしたのが、近くの「いい里…

 吾国山〜難台山縦走

今日は、妻と一緒に茨城県にある吾国山から難台山への縦走コースを歩いてきた。このコースはとても良く整備されているらしく、妻の体力作りに最適ということでいつか歩いてみようと思っていたのだが、ようやく日も長くなってきて好機到来。駐車場所等につい…

 リメンバー・ミー

今日は、妻&娘と一緒にピクサーの最新作である「リメンバー・ミー」を見てきた。音楽が重要なテーマになっている作品らしいのだが、例によって近くのシネコンで上映されているのは日本語吹替え版ばかりであり、アカデミー賞の歌曲賞に輝いた劇中歌「リメン…

 クーデタ

池澤夏樹が選んだ「現代世界の十大小説」の3冊目。この前の「苦海浄土」がかなり重たい内容だったので、今回はさらっと軽く済ませるつもりでジョン・アップダイクが1978年に発表したこの小説を選択。著者は俺も2、3冊読んだことのある世界的ベストセラー…

 谷倉山から尾出山へ

今日は、お手頃なロングコースの第29弾ということで、鹿沼にある(高い方の)谷倉山から尾出山までをぐるっと周回で歩いてきた。尾出山の北側をどうやって歩こうかと考えながら地形図を眺めていたところ、その東に位置する谷倉山までそう遠くないことを発見…

 ムーンライト

DVD

2016年作品 監督 バリー・ジェンキンズ 出演 トレヴァンテ・ローズ、マハーシャラ・アリ (あらすじ) シャロンは売春婦の母と二人で暮らす内気な黒人少年。いじめっ子たちから逃れて廃屋に隠れていたところをフアン(マハーシャラ・アリ)という麻薬の売人…

 ボヴァリー夫人

1856年にフランスで発表されたギュスターヴ・フローベールの代表作。サマセット・モームの「世界の十大小説」にも選ばれた古典的名作ということで、いつかは読んでみようと思っていた作品なのだが、たまたま入手したのが岩波文庫の1960年改訳版ということで…

 ブラックパンサー

今日は、妻&娘と一緒にマーベル・シネマティック・ユニバース・シリーズの最新作「ブラックパンサー」を見てきた。昨日見たばかりの「シェイプ・オブ・ウォーター」の余韻にいましばらく浸っていたいという気持ちもあったのだが、現在、絶賛公開中の米国に…

 シェイプ・オブ・ウォーター

今日は、妻&娘と一緒にギレルモ・デル・トロ監督の新作「シェイプ・オブ・ウォーター」を見てきた。今週末の封切りは、本作以外にも、マーベルの「ブラックパンサー」やクリント・イーストウッドの「15時17分、パリ行き」といった洋画ファンには見逃せない…

 ワイマール文化

“ナチスの前史”として否定的に捉えられてきたヴァイマル(=本書での表記は「ワイマール」)文化の評価を覆したと言われるピーター・ゲイの名著。1968年に発表されたこの作品で彼が目指したのは「ワイマールの狂乱の歴史を支配した主旋律を拾い集め、それら…