2017-01-01から1年間の記事一覧

 パレードへようこそ

DVD

2014年作品 監督 マシュー・ウォーチャス 出演 ベン・シュネッツァー、ビル・ナイ (あらすじ) 1984年のロンドン。“ゲイ・プライド”に参加していたマーク(ベン・シュネッツァー)は、長期化する炭鉱労働者たちのストライキが、自分たちと同様、サッチャー…

 チーズとうじ虫

カルロ・ギンズブルグというイタリアの歴史学者の著作。「16世紀の一粉挽屋の世界像」という副題からも分かるとおり、本書で試みられているのは16世紀のイタリアで暮らしていたメノッキオという粉挽屋の抱いていた世界像の再現であり、それによって当時の(…

 スター・ウォーズ/最後のジェダイ

今日は、妻&娘と一緒に待ちに待ったシリーズ最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を見てきた。従来のように3部作ごとに一応の区切りを付けるとすれば、本作には大成功を収めた前作「フォースの覚醒(2015年)」の感動を次の完結編に繋げるという重要…

 ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会2017

今日は、妻&娘と一緒に宇都宮市文化会館で開かれた「ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会2017」を見てきた。思い返せば、「ディズニー・オン・クラシック2010」で披露された「美女と野獣」のステージを見たことが、我が家がミュージカルにハ…

 オリエント急行殺人事件

今日は、妻&娘と一緒にケネス・ブラナー監督主演の「オリエント急行殺人事件」を見てきた。俺と妻はシドニー・ルメット版の「オリエント急行殺人事件(1974年)」を見ているし、娘はアガサ・クリスティの原作を読んでいるということで事前学習は十分。それ…

 予告された殺人の記録/十二の遍歴の物語

ガブリエル・ガルシア=マルケスの二冊目。最初は別々に出版された100ページ程の中編小説と12編の短編集とから成る本であるが、もちろんお目当ては著者が最高傑作と自認する前者の方であり、殺人事件の被害者であるサンティアゴ・ナサールの友人だった“わた…

 『新約聖書』の誕生

加藤隆という聖書学者の書いた新約聖書の成立ちに関する本。「新約聖書はキリスト教にとって、この上もなく重要な文書集である。しかし新約聖書が現在のものに見合うような形でほぼ成立したのは紀元四世紀のこと」であり、つまりそれまでの約300年間、「キリ…

 探偵はBARにいる3

今日は、妻&娘と一緒に大泉洋主演の「探偵はBARにいる3」を見てきた。娘と俺は公開前から謎の炎上を遂げている「鋼の錬金術師」にも多少の興味(=まあ、怖いもの見たさかな。)はあったのだが、妻の“そんなもの知らん”という一言であっさり本作に決定。昨…

 シュラスコを餌に両崖山

今日は、妻&娘と一緒に足利市にある両崖山を歩いてきた。9月の立山で山歩きの楽しさを“満喫”してしまった娘は最近ちょっと冷たくて、なかなか山歩きに付き合ってもらえない。そこで何とか彼女を引っ張り出そうと考え出したのが今回の企画であり、足利の山…

 ヴィルヘルム・テル

ドイツの文豪フリードリヒ・フォン・シラーが1804年に発表した戯曲。我が子の頭上に置かれたリンゴを射落とした逸話で知られる弓の名手ウィリアム・テルのお話しであり、正直、子供向けのおとぎ話という認識しか持っていなかったのだが、ときどき読書案内の…

 裁判所の正体 法服を着た役人たち

清水潔の4冊目。ただし、本書はノンフィクション作品ではなく、元裁判官の瀬木比呂志氏との対談をまとめたもの。したがって、他の作品のようなミステリイ的要素は皆無であり、読み物としての面白さという点ではちょっと見劣りするのだが、我が国の司法制度…

 氷室山から地蔵岳

今日は、久しぶりとなるお手頃なロングコースの第26弾ということで、佐野の氷室山から地蔵岳へと続く県境尾根の周辺を歩いてきた。今回の目的は、これまでコツコツと繋げてきた足利の織姫神社から氷室山までの尾根歩きの区間を地蔵岳まで延ばそうというもの…

 ジャスティス・リーグ

今日は、妻&娘と一緒にDCエクステンデッド・ユニバース・シリーズの最新作である「ジャスティス・リーグ」を見てきた。世界中のアメコミファンが待望していた作品であるが、このシリーズの牽引役だったザック・スナイダーの途中降板等、漏れ伝わってくる情…

 魯迅

竹内好が出征直前の1943年に執筆した彼の処女作。久しぶりに竹内好の文章を読んでみたくなったのだが、困ったことにどの本を読めば良いのか分からない。正直、魯迅に関しては文庫本一冊きりの知識しかない故、内容についていけるかちょっと心配だったのだが…

 奥久慈男体山から袋田の滝

今日は、妻と一緒に紅葉を楽しみながら、奥久慈男体山から袋田の滝まで歩いてきた。今回の発案者は妻の方であり、どうやら2年前の生瀬富士で伺った地元の方の話しを覚えていたらしい。問題になるのは西金駅から大円地駐車場までの5km弱の区間をどうするか…

 カリガリからヒットラーまで

先日拝読させて頂いた「重力の虹」で紹介されていたジークフリート・クラカウアーの著書。著者は、ヴァイマル(=本書での表記は「ワイマール」)共和国時代のドイツにおいて、約10年間にわたり新聞の学芸欄編集員として活躍したという人物であり、彼が1947…

 マイティ・ソー バトルロイヤル

今日は、妻&娘と一緒にマーベル映画の新作である「マイティ・ソー バトルロイヤル」を見てきた。正直、マイティ・ソー・シリーズの我が家における評価は微妙なところであり、前二作は映画館へ行かずにDVDで済ませてしまったくらい。しかし、本作の予告編で…

 ブロードウェイ・ミュージカル「天使にラブ・ソングを…」

今日は、妻&娘と一緒に東急シアターオーブで上演中のブロードウェイ・ミュージカル「天使にラブ・ソングを…」を見てきた。ベースになっているのはウーピー・ゴールドバーグ主演のコメディ映画であり、正直、俺の記憶には全く残っていない(=未見の可能性も…

 重力の虹

アメリカ現代文学を代表する小説家の一人であるトマス・ピンチョンの代表作。以前から気になっていた作品の一つなのだが、先日拝読させて頂いた「一九八四年」の解説で久しぶりに彼の名前を目にしたのを機に挑戦を決意。一筋縄ではいかないことで有名な作品…

 思い立ったらディズニーランド

今日は、妻&娘と一緒に日帰りでディズニーランドに行ってきた。本当はハロウィーンの時期に訪れたかったのだが、なかなか娘から色よい返事がもらえず、“このままではクリスマスになっても難しいかもしれないねえ”と妻と話し合っていたところ、突然、この3…

 IT/イット“それ”が見えたら、終わり。

今日は、妻&娘と一緒に「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」を見てきた。全米で大ヒットを記録した作品ではあるが、我が家が不得手とするホラー映画ということで映画館での鑑賞は諦めていたのだが、念のため娘の意向を確認してみたところ意外にも返事は…

 芝草山

今日は、妻と一緒に日光市中三依にある芝草山を歩いてきた。当初の予定ではもう少し距離のある山歩きを考えていたのだが、急遽、明後日に東京ディズニーランドに遊びに行くことになってしまい、(妻の?)体力温存を図るために県内の低山へ計画変更。事前学…

 権現岳

今日は、休みを取って南八ヶ岳にある権現岳を一人で歩いて来た。本当は、テントを担いで一泊二日の日程で歩いてこようと思っていたのだが、いつの間にか初雪の心配をしなければならない季節になってしまい、安物のメッシュ仕様のテントではこの寒さに耐えら…