ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会2017

今日は、妻&娘と一緒に宇都宮市文化会館で開かれた「ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会2017」を見てきた。

思い返せば、「ディズニー・オン・クラシック2010」で披露された「美女と野獣」のステージを見たことが、我が家がミュージカルにハマったきっかけであり、その後も関心はあったものの、なかなか都合がつかないまま7年の月日が過ぎてしまう。そんなとき、今年のメインが「塔の上のラプンツェル」であることを知らせてくれたのが妻であり、あのときの感動をもう一度という思いで新装なった会場に駆け付ける。

さて、オーケストラは「ネバーランド・オーケストラ」から「オーケストラ・ジャパン」に変っていたが、指揮を担当するのはお馴染みのブラッド・ケリーであり、第一部ではディズニーランドorシーのアトラクションで使われている曲やディズニーアニメ、映画等の挿入歌の数々を歌と演奏で披露するという構成も前回と同じ。

前回5人だったヴォーカル陣は、今回、男女各4人ずつの合計8人へと増強されていたが、あくまでもメインはオーケストラということなのか、8人全員が揃って歌声を披露してくれる場面はあまり出てこない。それでも各人の実力は本物であり、TVで日本人の歌手が歌ってくれるディズニー・ソングとは比べものにならないくらいのハイレベル。

そしてお待ちかねの第二部では、これも前回と同様、ステージ上のスクリーンに映し出された映像と共に歌と演奏で「塔の上のラプンツェル」の世界を再現してくれるのだが、やはり生の迫力は圧倒的であり、ロマンチックな“I See the Light”はいつまでも聴いていたいと思わせる程の素晴らしさ。

ちょっぴり残念だったのは、主要な登場人物がラプンツェル、ゴーテル、フリンの3人しかいないので、8人もいるヴォーカルを有効に活かし切れていない点であり、もう、勿体ないったらありゃしない。ラストだけでも良いから、アニメ版とは異なったヴォーカル陣総出演での大団円を見せて欲しかった。

ということで、お土産にCDやキーホルダー等を購入して無事帰宅。2度目ということもあって前回のような感動は得られなかったものの、文化果つるこの地でこのような素敵なコンサートを楽しめるのは誠に有り難い限りであり、来年以降もチェックを怠らないようにしたいと思います。