2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 パレードへようこそ

DVD

2014年作品 監督 マシュー・ウォーチャス 出演 ベン・シュネッツァー、ビル・ナイ (あらすじ) 1984年のロンドン。“ゲイ・プライド”に参加していたマーク(ベン・シュネッツァー)は、長期化する炭鉱労働者たちのストライキが、自分たちと同様、サッチャー…

 チーズとうじ虫

カルロ・ギンズブルグというイタリアの歴史学者の著作。「16世紀の一粉挽屋の世界像」という副題からも分かるとおり、本書で試みられているのは16世紀のイタリアで暮らしていたメノッキオという粉挽屋の抱いていた世界像の再現であり、それによって当時の(…

 スター・ウォーズ/最後のジェダイ

今日は、妻&娘と一緒に待ちに待ったシリーズ最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を見てきた。従来のように3部作ごとに一応の区切りを付けるとすれば、本作には大成功を収めた前作「フォースの覚醒(2015年)」の感動を次の完結編に繋げるという重要…

 ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会2017

今日は、妻&娘と一緒に宇都宮市文化会館で開かれた「ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会2017」を見てきた。思い返せば、「ディズニー・オン・クラシック2010」で披露された「美女と野獣」のステージを見たことが、我が家がミュージカルにハ…

 オリエント急行殺人事件

今日は、妻&娘と一緒にケネス・ブラナー監督主演の「オリエント急行殺人事件」を見てきた。俺と妻はシドニー・ルメット版の「オリエント急行殺人事件(1974年)」を見ているし、娘はアガサ・クリスティの原作を読んでいるということで事前学習は十分。それ…

 予告された殺人の記録/十二の遍歴の物語

ガブリエル・ガルシア=マルケスの二冊目。最初は別々に出版された100ページ程の中編小説と12編の短編集とから成る本であるが、もちろんお目当ては著者が最高傑作と自認する前者の方であり、殺人事件の被害者であるサンティアゴ・ナサールの友人だった“わた…

 『新約聖書』の誕生

加藤隆という聖書学者の書いた新約聖書の成立ちに関する本。「新約聖書はキリスト教にとって、この上もなく重要な文書集である。しかし新約聖書が現在のものに見合うような形でほぼ成立したのは紀元四世紀のこと」であり、つまりそれまでの約300年間、「キリ…

 探偵はBARにいる3

今日は、妻&娘と一緒に大泉洋主演の「探偵はBARにいる3」を見てきた。娘と俺は公開前から謎の炎上を遂げている「鋼の錬金術師」にも多少の興味(=まあ、怖いもの見たさかな。)はあったのだが、妻の“そんなもの知らん”という一言であっさり本作に決定。昨…

 シュラスコを餌に両崖山

今日は、妻&娘と一緒に足利市にある両崖山を歩いてきた。9月の立山で山歩きの楽しさを“満喫”してしまった娘は最近ちょっと冷たくて、なかなか山歩きに付き合ってもらえない。そこで何とか彼女を引っ張り出そうと考え出したのが今回の企画であり、足利の山…

 ヴィルヘルム・テル

ドイツの文豪フリードリヒ・フォン・シラーが1804年に発表した戯曲。我が子の頭上に置かれたリンゴを射落とした逸話で知られる弓の名手ウィリアム・テルのお話しであり、正直、子供向けのおとぎ話という認識しか持っていなかったのだが、ときどき読書案内の…