那須岳を歩いて暑熱順化

今日は、妻と一緒に夏真っ盛りの那須岳を歩いてきた。

ようやく梅雨が明けたということで、いよいよ本格的な夏山シーズンの幕開け。県外遠征も考えたが、その前にしっかり暑熱順化をしておいた方が良いだろうと思い、目的地を那須の三本槍岳に定めたところ、少々油断をして寝過ごしてしまったようであり、峠の茶屋駐車場に着いたときには目標の午前6時を30分ほど過ぎていた。

実は、ここ数日、県内では激しい雷雨が続いており、スマホに入れてある「登山天気」による本日の発雷予測も午後に入ると急速に悪化するらしい。5年前の記録では妻の三本槍岳までの所要時間は片道3時間であり、山歩きを午前中に終了するためには6時出発が望ましかったのだが、もはや如何ともしがたく、身支度を整えて6時40分に駐車場を後にする。

さて、熱中症にならないようにのんびり歩いて7時28分に峰の茶屋に着く。あまり風がないためシャツは汗でビショビショだが、まあ、大汗をかくことが今日の目的であり、10分くらい休んでから再出発。足下のシラネニンジンを愛でながら、朝日の肩(8時13分)~熊見曽根(8時32分)~1900m峰(8時39分)と歩き、う~ん、気分は爽快だが、やっぱり三本槍岳まで3時間を切るのは難しそうだなあ。

その後、清水平(8時54分)~北温泉分岐(9時4分)まで歩き、そこのベンチに座って作戦会議。妻はまだ全然バテておらず、三本槍岳まで行くのに体力的な不安は皆無だが、午前中に山歩きを終えるにはこの辺で引き返すのが適当であり、満場一致で撤退することに決定。

さて、復路は往路を引き返すだけであり、清水平(9時19分)~1900m峰(9時42分、ここで昼食をとる。)~熊見曽根(10時7分)~朝日の肩(10時18分)~峰の茶屋(10時53分)と歩いて11時35分に駐車場まで戻ってくる。本日の総歩行距離は7.8kmだった。

ということで、定番となった休暇村那須の日帰り入浴で汗を流してから無事帰宅。結局、天気予報は外れだったみたいだが、とりあえず、夫婦ともに三本槍岳を往復するくらいの体力は維持できていることを確認できたので、まあ、今日のところはこれで十分ということにしておきましょう。