那須岳でコンディション調整

今日は、久しぶりに一人で那須の山々を軽~く歩いてきた。

今年の4月から変わった今の職場では月曜日が休みになることが多いのだが、長年身体に染みついた土日休みのパターンから抜け出すのは容易なことではなく、なかなかその日に山を歩いてこようという気力が涌いてこない。しかし、その間にも腹囲は膨らんでいく一方であり、これではイカンと思い直して午前5時半過ぎに峠の茶屋駐車場に到着する。

さて、身支度を整えて5時47分に歩き出す。天気は曇といったところであり、それなりに風は強いものの、真夏の暑さを考えればかえって有難いくらい。まずは最初の目的地である三本槍岳を目指して峰の茶屋(6時19分)~朝日の肩(6時43分)~熊見曽根(6時50分)~1900m峰(6時55分)~清水平(7時8分)~北温泉分岐(7時16分)と歩き、7時37分に山頂(1916.9m)到着。

上空は青空の占める割合が増えてなかなか良い眺望だが、風が強いので座って休んでいると次第に身体が冷たくなってくる。仕方がないのでここでの腹拵えは諦めて5分間くらいの休憩で往路を引き返すことにしたが、北温泉分岐と清水平のベンチは他の登山者に占領されているため、なかなか座って休めるところが見つからない。

さすがに疲れてきたものの、吹きっさらしの1900m峰(8時18分)で休む訳にもいかず、結局、熊見曽根(8時23分)のすぐ先の窪地のようなところに腰を下ろして大休止。持参したメロンパンとコーヒー牛乳で空腹を癒やしてから再び歩き出すと8時41分に朝日岳(1896m)に到着し、南側の岩だらけの尾根を上ってくる二人組を発見して思わず感心してしまう。

さて、強風の中でザレた斜面を下るのは容易ではないが、朝日の肩(8時47分)の先から慎重に歩を進めて9時11分に峰の茶屋まで引き返してくる。小屋の周辺は登山者が多いため、そのまま休むことなく最後の目的地である茶臼岳へと向かい、お鉢巡りをしてから9時41分に山頂(1897.5m)に着く。

当初の予定ではここからロープウェイの山頂駅方面に下り、牛ヶ首経由で戻るつもりだったが、茶臼岳の西側のトラバース道では強風に晒されること必至であり、それを嫌って峰の茶屋(10時9分)方面に下山してしまい、10時37分に駐車場まで戻ってくる。本日の総歩行距離は12.2kmだった。

ということで、今日のコースは2008年9月にやはり一人で歩いたときとほぼ同じであり、帰宅してから調べてみるとそのときの所要時間は4時間35分。今回は4時間50分とそのときに比べて15分程遅くなっているが、まあ、12年分の老化を考慮すれば仕方のない結果だと思います。
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