雄国山

今日は、妻と一緒に福島県にある雄国山周辺を歩いてきた。

当然、お目当ては見頃を迎えているという雄国沼のニッコウキスゲなのだが、この時期、沼に一番近い雄子沢駐車場はすぐに満車になってしまうらしく、北塩原村HPの指導に従ってラビスパ裏磐梯の駐車場を利用させて頂く計画を策定。沼からの復路で雄国山を経由するルートをとれば、歩いてこの駐車場まで戻ってこられるらしい。

さて、少々アクセルを踏む右足に力が入り過ぎてしまったせいか、予定よりも随分早く雄子沢駐車場前を通過するが、駐車場はちょうど白線内がいっぱいになったところであり、空いているのは大型車3台分のスペースだけ。仕方がないので、予定どおりラビスパ裏磐梯の駐車場まで移動し、小一時間くらい待ってから7時34分発のバスに乗車する。

車内は道の駅のバス停から乗り込んできた2人連れと我々の4人だけであり、意外に空いているなあと思ったら、それもそのハズ、間もなく到着した雄子沢駐車場は超満車状態。大型車用スペースは言うに及ばず、白線外にも止められるだけの車が止まっており、“これならウチも止められたね”と言う妻に、“要領の悪いのが我が家の美点”と言い訳をして7時48分に歩き出す。

駐車場のすぐ先にある登山口からルートに入るとしばらくは平坦な山道が続き、う~ん、楽なのは良いけどこれじゃ梅雨時の運動不足の解消にはならないなあ。その後、いくぶん傾斜が強まってくると、「雄国パノラマ歩道案内図」の立つ分岐(8時54分)を通過して8時59分に雄国沼休憩舎に到着。多数の登山者(?)に混じってゆっくり休憩を取った。

さて、雄国沼の向こうには既に黄色い絨毯が見えており、そこを目指して9時13分に再出発。沼の西側をテクテク歩いて行くと9時34分にニッコウキスゲの群生地に到着し、木道を使って黄色い絨毯の中に入っていく。全体的にはややピークを過ぎ掛けているのかもしれないが、8年前にシャトルバスを使って訪れたときよりも全然キレイであり、何枚も写真を撮りながらのんびり花見を楽しんだ。

その後、雄国沼休憩舎(10時29分)に引き返し、おにぎり&カップ麺の昼食を済ませてから10時52分に帰路につく。往路で通った分岐(10時59分)を左に入ると傾斜は予想していたより緩やかであり、背後に広がっていく雄国沼の眺望を楽しみながら11時32分に雄国山(1271.2m)の山頂に着く。

そこの櫓に上ったりしながらしばらく休憩した後、ラビスパ裏磐梯を目指して下山に取り掛かるが、下りも傾斜は緩やかでありとても歩きやすい。単独であれば小走りに駆け下りたい気分だが、妻のペースはいつもと変わらず、のんびり歩いて13時2分にラビスパ東口と西口の分岐に到着。

こんな分岐があるとは知らなかったが、事前学習で参考にさせて頂いたヤマレコの記録は西口の方を選んでいるようであり、“ラビスパ西口1.0km”のところにあったベンチ(13時17分)で最後の休憩を取った後、13時48分にラビスパ裏磐梯の駐車場まで戻ってくる。本日の総歩行距離は13.6kmだった。

ということで、駐車場代がわりにそこの日帰り温泉を利用させて頂き、すっきり汗を流してから無事帰宅。梅雨時にもかかわらず、雨に降られることも無く山歩きを楽しめたのは幸運だったが、来週末の3連休も天気はパッとしないようであり、う~ん、今年の梅雨には中休みの期間が無いのかもしれません。
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