インデペンデンス・デイ:リサージェンス

今日は、妻&娘と一緒に「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を見てきた。

以前からIMAXなる上映方式に興味があり、一度どんなものか見てみたいと思っていたのだが、ローランド・エメリッヒ監督のこの作品なら初挑戦の題材にピッタリ。県内には上映できる施設がないので、ネットで埼玉県にある「109シネマズ菖蒲」という映画館に予約を入れて、いざ、出発。

その映画館は「モラージュ菖蒲」というショッピングモールの3階に入っており、高速道路を利用して1時間余で到着。予約のときに(冗談で)“エグゼクティブシート”なるものを選んでおいたので、応接セットみたいな大きな椅子にゆったりと腰を下ろして上映の始まるのを待つ。

さて、ストーリーは、前作の「インデペンデンス・デイ(1996年)」で人類の前に敗れ去ったエイリアンが20年ぶりに地球に戻ってくるというもの。観客のお目当ては、当然、前作の巨大円盤登場のシーンを凌ぐ大迫力映像なのだが、ストーリーがモタついているうちにエグゼクティブシートの座り心地の良さが俺の眠気を誘い、いつのまにかウトウト…

そのため複雑な人間関係等はあまり理解できなかったが、とにかく円盤が登場してしまえばそんな細かいことはどうでも良い。視界いっぱいに広がるIMAXならではの映像は期待どおりの迫力であり、エメリッヒ監督らしいド派手なCGを心ゆくまで楽しませて頂く。3Dネガネの掛け心地がとても良いのだが、これもIMAX専用なのかしら。

正直、映像面での工夫、アイデアにおいて20年間の進歩を感じさせるものは皆無と言って良く、超巨大円盤登場シーンのスケール感も相当期待外れだったのだが、IMAXの魅力を知るために本作を選んだことには間違いは無く、おそらくいつもの映画館で見ていたら単なる敗北感しか味わえなかったことだろう。

ということで、ストーリーの方は最初からあまり期待していなかったのだが、親子愛の安売りだけはちょっと止めて欲しいなあ。全米でのパッとしない興行成績を考えると続編製作の可否はアジア地区での売上げ如何にかかってくると思われるが、めでたく製作決定となった暁には中国人美人パイロットの出番をもうちょっと増やしてあげてください。