Live Barefoot at the Symphony

2012年作品
監督 ロン・デ・モラセス 出演 イディナ・メンデル、マーヴィン・ハムリッシュ
(収録曲)
1.Life of the Party 2.I’m not That Girl 3.Love for Sale/Roxanne 4.Funny Girl/Don't Rain on My Parade 5.Asleep on the Wind 6.No Day But Today 7.Poker Face 8.Look to the Rainbow 9.Good Morning Walker/I Feel So Smoochie 10.Where or When 11.Heaven Help My Heart 12.For Good 13.Defying Gravity 14.The Way We Were 15.Tomorrow


2012年6月にカナダのトロントで開催されたイディナ・メンデルの「Barefoot at the Symphony Tour」のライブDVD。

このうちの何曲かはYou Tubeにもアップされているようなのだが、やはりコンサートは最初から最後まで通しで楽しみたい。ただし、DVDとCDがセットになった国内盤の「LIVE:奇跡の歌姫」はちょっと値段がお高いようなので、DVDだけを購入できる輸入盤で我慢することにした次第。

さて、実際のコンサートは2部構成だったらしいのだが、オーケストラのみの演奏による第1部はDVDに収録されておらず、イディナ・メンデルが登場する第2部からスタート。取り上げられているのは、彼女の代表作である「Wicked」や「Rent」からのナンバーを含む全15曲であり、嬉しいことにTV番組の「Glee」で歌っていたLady Gagaの“Poker Face”も入っていた。

6月の武道館コンサートでも披露してくれた“Don't Rain on My Parade”は“Funny Girl”からのメドレーとして取り上げられており、まだ4曲目だというのに観客は終わったとたんに大喜びのスタンディングオーベーション。あちらではバーブラ・ストライサンドの後継者として期待されているのかもしれないなあ。

実は、そのバーブラとも馴染みの深い作曲家のマーヴィン・ハムリッシュがこのコンサートのオーケストラの指揮者を務めており、ステージ上でイディナと会話を交わすシーンも何度か出てくる。アンコールの1曲目である“The Way We Were”ではピアノ演奏を披露してくれる等、とても楽しそうだったのだが、彼はこの2ヶ月後に病気で亡くなっているそうである。

ということで、とても素晴らしいコンサートだったのだが、輸入盤のために字幕は一切入っておらず、MCの部分がほとんど理解できないのがちょっぴり残念。しかし、そのためだけに高価な国内盤を購入する訳にもいかず、まあ、仕方ないと諦めるしかないのでしょう。