金沢旅行(第2日目)

今日は、金沢に戻って昨日の続きの市内観光を楽しんだ後、北陸新幹線を使って帰宅する予定。

昨晩、床に就くのが早かったせいで妻と俺は午前5時前に目覚めてしまったのだが、娘はともかく老母もまだ寝入ったままであり、うーん、このへんが長寿の秘訣なのかもしれないなあ。そんなことを考えながら朝湯に浸かり、ようやく起きてきた娘たちと一緒にボリュームたっぷりの朝食を頂いてから、旅館のバスに乗って加賀温泉駅へ。

午前10時34分発のサンダーバード7号で金沢駅に戻ると、旅館で購入したお土産等によって膨らんだ荷物をコインロッカーに預けてから市内観光に出発。タクシーの運転手さんに“ひがし茶屋街まで”と告げて東山茶屋街前の交差点のところまで運んでもらい、そこから小雨のパラつく中を東南に下ってひがし茶屋街に入る。

その入口にあるのが俺のお目当てである「きんつば中田屋」であり、“きんつば”と“うぐいす”を詰め合わせた“花かさね”を自分へのお土産として購入。すると、それを見ていた老母も親戚等へのお土産用にということで大量の“花かさね”を買い入れたため、せっかく身軽になった荷物が一気に重くなる。

その後、重要文化財に指定されているという「志摩」に入り、江戸時代そのままに残っているというお茶屋の内部を興味深く見学。狭くて急な階段の上り下りを老母も無事に済ませるが、とりあえず一休みということで、退出後、比較的空いていた「茶房素心」というカフェに入ってお洒落な抹茶ラテや和菓子等でコーヒーブレイク。

実は、この付近は家族と一緒に見ていた松本潤主演のTVドラマ「99.9」(=娯楽作品だが、司法の闇をテーマにしているのが面白い。)のロケ地にもなっており、その一つである梅ノ橋まではここから歩いて3分くらい。妻と老母が休んでいる間を利用して娘と二人でそこまで往復し、MJも歩いたちょっぴり古風な橋を興味深く見学してきた。

さて、「森八」という和菓子屋さんでお土産を買った後は、三番丁経由で東山茶屋街前の交差点まで戻り、昼食を取るためにタクシーに乗って近江町市場へ。しかし、そこの通りは大勢の観光客で埋めつくされており、とてもじゃないが高齢者を連れて安全に歩けるような場所ではない。仕方がないので再びタクシーを使って金沢駅に戻ってくる。

少し休んでから駅ビルの中にある回転寿司屋に行ってみたが、店の前には長い行列が出来ており、う~ん、海鮮系はどこも混んでいそうだなあ。やむなく隣の「オリエンタルブルーイング」という店に入ってピザやフィッシュ&チップスで空腹を癒し、余った時間で最後のショッピング。その後、15時55発のかがやき510号に乗って無事に帰宅することが出来た。

ということで、北陸らしい雪景色を見られなかったのは少し残念だったものの、それを除けば大満足の結果であり、少し遅くなったが老母への良い誕生日プレゼントにもなった。また、そんな老母にいつも優しく接してくれる妻&娘にはどんなに感謝しても感謝しきれないくらいであり、これからもどうぞよろしくお願いします。