今日は、妻と一緒に日光霧降高原にある大山ハイキングコースを歩いてきた。
本当はもう少し高い山を歩きたかったのだが、各種天気予報を見るとどこの山にも“強風”の表示が付けられているため急遽予定を変更。昨年、日光マウンテンランニングのコースを歩いたときから気になっていた“隠れ三滝”のことを思い出し、午前7時半前に霧降の滝バス停のある駐車場に着く。
ここから終点の霧降高原まで歩いても良いのだが、ほとんど上り一辺倒になるために妻の機嫌が心配。そこで7時48分発の東武バスに乗って霧降高原まで上ってしまい、そこを8時10分にスタート。太陽はいつの間にか雲の中に隠れてしまったが、小雨交じりで何も見えなかった昨年に比べれば周囲の見晴らしはずっと良い。
さて、最初は下りの連続であり、車道下のガード(8時20分)を潜って8時46分に涸沢を渡る。ここから大山までが本日一番の大上りになる訳だが、傾斜は緩く、う~ん、これでは山歩きとは言えないなあ。そんなことを考えながら牧場のゲート(9時8分)を入り、9時22分に大山(1158.1m)山頂にある東屋に到着。
昨年とは異なり、そこからは丸山~赤薙山~女峰山の連なりが良く見えるが、帰宅後に地形図を確認したところ、一番奥に見えていたのは女峰山の一つ手前の2318Pのようである。もう少し早かったら山裾のカラマツの紅葉が綺麗だったのだろうが、まあ、紅葉や花見の時期を微妙に外すのは我が家の得意技(?)であり、そのおかげでこれまで酷い渋滞に巻き込まれずに済んでいる。
さて、9時33分に再び歩き出すと、昨年通った分岐は無視して直接舗装道路に出てしまう。そこをしばらく歩いた後、再び牧場(9時51分)の中を通って猫の平(10時13分)を過ぎるとルートは樹林帯の下りへと変化し、下りていった先の分岐(10時28分)を左折。見覚えのある車道(10時31分)を横断した先にあるのが、“隠れ三滝”の一つであるマックラ滝(10時33分)だった。
ゴロゴロした石伝いに進んでいけば滝のすぐそばまで行けるのだが、あまり接近すると滝の水しぶきでビショビショになる故、適当なところで妥協してじっくり鑑賞。想像していたよりずっと水量は豊富であり、霧降の滝とは違い、間近から見られるのが大きな利点。娘を連れて再訪したいところだが、そのときは長靴と傘を持ってきた方が良いだろう。
さて、先程の分岐(10時46分)まで引き返し、日光マウンテンランニングのコースを離脱してハイキングコースを歩いて行くと11時2分に玉簾ノ滝休憩所に着く。そこからも滝の様子は見えるが、少し先にある分岐を川沿いに進んでいけばもっと近くまで行くことが出来、11時11分に玉簾ノ滝。
休憩所から見たときはパッとしない印象だったが、近くから眺めてみるとこちらもなかなかの迫力であり、散り残った紅葉を背景にした美しい姿は十分に一見の価値がある。最後の丁字滝(11時22分)も分岐をちょっと入れば正面から眺められるが、正直、他の二滝に比べてしまうと三番手の印象は否めない。
さて、その先で小さな橋を渡った後、沢沿い~舗装道路~山道と変化するハイキングコースを歩いていくと、ベンチ等が整備された“つつじが丘”を経由して12時1分に駐車場まで戻ってくる。本日の総歩行距離は8.8kmであり、先週歩いた八溝山よりずっと長いのだが、下りが主体なのでカテゴリーは「日常」にしておこう。
ということで、初めて利用した「日帰り温泉 ほの香」(=セルフ方式。浴槽等は狭いが空いていたので無問題)で汗を流した後、娘に約束したニルバーナのチーズケーキを買うため明治の館へ。しかし、神橋付近は大渋滞だった故、ちょっと離れた市営駐車場に車を止めてそこから歩いて買いに行くことになってしまいました。