今日は、お手頃なロングコースの第25弾ということで、佐野市内にある三床山から高鳥屋山までの区間を歩いてきた。
妻と3年前に歩いた三床山に金原山までのハイキングルートが整備されていることは知っていたが、そのさらに北西に位置する“閑馬岩峰群”なる岩場の存在が気になって長らくお蔵入り。最近になって改めて調べてみたところ、ネット上の情報もずいぶん豊富になったようであり、これなら俺にも歩けるかもしれないということで、午前6時前に鹿嶋神社の駐車場に到着する。
身支度を調えている最中に2番目の車が到着するが、とりあえず無人の山頂を期待してお先に出発(6時3分)。前回は出尾根コースを使ったのだが、林道を歩いて行くと沢コースを示す標識(6時6分)が立っていたのでそこを左折し、沢コース入口(6時14分)〜尾根上の分岐(6時27分)と歩いて6時31分に三床山(334.8m)。期待どおり本日の初登頂を果たすことが出来たらしい。
さて、先程の分岐(6時35分)まで引き返し、引き続き尾根伝いに歩いて行くと金原山への分岐を示す標識(6時43分)が目に入る。その先の小ピークにはそれぞれ山名板が付けられており、小三床山(6時46分)〜烏ヶ岳(334.0m。6時54分)〜つつじ山(7時4分)と歩いて7時10分に桜山。そこには一床山まで周回出来そうな標識が掛かっていた。
次の大姫山(7時14分)を過ぎると山名板の出現頻度はガクッと下がり、天ヶ岳(325m。7時31分)を越えて8時6分に林山。ここで目の前の赤テープに誘われて尾根を直進してしまうが、踏み跡を覆う枯れ葉の量がめっきり増えたのを不審に思ってGPSを確認すると、これが明らかなコースミス。慌てて林山(8時14分)まで引き返し、今度は北西の方向へ進む。
ちょっとした岩場の先にあるのが六地蔵峠(8時24分)であり、真新しい石祠の置かれた小ピーク(8時35分)を通って8時42分に金原山(427.3m)に到着。ここまでアップダウンは緩やかだし、今の時期は見晴らしも良いということで、もう少し自宅から近ければ早朝散歩にうってつけなんだけどなあ。
その先もルートは明瞭だが、林道長谷場閑馬線(8時56分)を横断すると状況は一変。めっきり不明瞭になってしまった踏み跡をたどり、目印になっている簡易トイレの残骸(9時13分)を過ぎると見晴らしの良い小ピークにたどり着き、ここが閑馬岩峰群の第1峰(9時22分)になる。
深呼吸をしてから事前学習どおりに真っ直ぐ下りていくと、すぐ先で薄い踏み跡が2方向に分かれている。右の方が下りやすそうだったのでそちらに進み、ちょっとイヤらしい岩場を通過したところで周囲を見渡すと第2峰の位置が左に大きくズレている。そちらへのトラバースも難しそうなのでやむなく先程の分岐まで引き返したのだが、成程、事前学習で“直進”と説明されていたのはこの分岐のことだったのか。
いきなり出だしでつまずいてしまったものの、その後は事前学習の成果を発揮して9時51分に最後の第6峰のピークにたどり着く。自宅に“岩場の通過に成功”とLINEを送ってから先に進むが、その後のアップダウンもなかなか大変であり、名も知らぬ小ピーク(10時27分)上で本日最初の大休止。金原山までの快適なハイキングコースがちょっぴり懐かしい。
さて、元気を取り戻してから最後のアップダウンを慎重にこなし、11時8分に高鳥屋山(513.8m)到着。ここが本日の最終目的地になる訳であるが、電波事情が悪くてLINEは繋がらないし、先程休んだばかりということもあって10分足らずで下山(11時16分)に取り掛かる。
下山ルートには次の516Pから真っ直ぐ南に延びる尾根を利用する予定だが、11時39分に着いた516Pの南斜面はヤブが煩そうであり、出来るだけ楽に下りられそうなルートを探してちょっとだけウロウロ。実際に取り付いてみると尾根形が明確になるにしたがってヤブは次第に薄くなっていき、12時12分にようやく林道に降り立つ。あとは舗装道路をテクテク歩いて行くだけであり、14時16分に鹿嶋神社の駐車場。本日の総歩行距離は24.3kmだった。
ということで、次回は516Pから奈良部山までの区間を歩く予定だったのだが、奈良部山の手前に存在するという難しそうな岩場のレポートを見つけてしまって現在ビビリ中。まあ、いずれ歩くことにはなると思うのだが、それが今年なのか、あるいは来年以降なのか、現時点では全く不明な状況です。