古賀志山で“馬蹄形縦走”

前回(12月25日)の“カニの横ばい”に引き続き、今回は古賀志山で“馬蹄形縦走”を体験してきた。

ここのところ手抜きをして古賀志山ばかり歩いているのだが、今日はせめて今まで歩いたことの無いルートをということで、古賀志山の北側にある383ピークと444ピークを周回するルートを選択。ネット上の情報によれば、それは一部で古賀志山の馬蹄形縦走と呼ばれているらしい。

さて、午前6時52分に森林公園の駐車場を出発。時間節約のために北コースの広場(7時18分)の裏手にある近道を使い、559ピーク(7時40分)の先から鞍掛尾根に入る。しばらく進んだ後、以前の早朝散歩のときに当たりを付けておいた分岐(8時7分)を左に入ると、いよいよここからが馬蹄形縦走のスタート。

そのまま踏み跡を辿っていくとどんどん北の方角へ下りていってしまうので、途中から尾根を外れて西の方へトラバース気味に下っていく。すると、枯葉に覆われた薄い踏み跡は下るに連れて次第に明確になっていき、間もなく目指す尾根道に到着。東京電力の黄色い杭(8時21分)を過ぎると、8時28分に本日の第一チェックポイントである383ピークに着いた。

ここでちょっとウロウロしてしまったのだが、ピーク上の分岐はひとまず直進し、その少し先にある二番目の分岐を右手に入るのが正解。再び踏み跡はちょっと怪しくなってくるが、なんと途中からビニールテープが木々の間に長々と結ばれているので、それを辿っていけば間違いようは無い。ちょっとした岩場の先にある444ピーク(8時56分)には、「三峰山」の表示があった。

まあ、ここが本日の目的地みたいなものだったのだが、小さな壊れかけた石の祠があるくらいで、特に見るべきものは無い。逆光のため古賀志山の後姿(?)も良く見えないということで、さっさと下山することとし、枯葉の積もった滑り易い斜面を急降下。西登山口(9時18分)の先は、最早お馴染みとなったルートを篭岩(9時45分)〜赤岩山(9時58分)〜三本松ピーク(10時17分)〜御岳(10時29分)〜古賀志山(10時36分)と進み、11時18分に駐車場まで戻って来た。

ということで、実は個人的な目標の一つに本家である谷川岳の馬蹄形縦走というのがあるのだが、近頃、どうもテント泊が歓迎されていないような話を耳にするのがちょっと心配。日帰りでも不可能ではないらしいのだが、通常12時間くらいかかるそうであり、挑戦するにはそれなりの覚悟が必要なようです。