岩崎観世音から盗人岩

今日は、今年最初の山歩きということで、古賀志山の北側に点在する小ピークをまとめて歩いてきた。

最近は楽ばかりしているので、本来ならもう少しハードなコースを歩いてみたいところであるが、年明け早々、一人だけ身勝手なことをする訳にもいかず、比較的短時間で歩いてこられそうなこのコースを選択。スタート地点となる岩崎観世音前の広場に車を止めさせて頂き、午前6時42分に歩き始める。

意外に立派な石段を上り、お社の前で軽くお参りをした後、裏手にある“酒水岩”の標識のところから山道に入る。急な斜面を上りきると、その少し先に岩崎観音山(6時56分)の標識があったが、樹木が邪魔になって次に目指すべきピークがなかなか目視できず、スタートしたばかりだというのにここで早くもコースアウト。

正月早々歩くようなコースではなかったかと愚痴りながら尾根筋に復帰し、7時16分に最初の目的地である359ピークに到着。石の祠の傍には“三峰山”の標識がある。さらに東に向かって進んでいくと、ちょっとした岩場(7時28分)が出てくるが、薄っすらと付いている踏み跡に従ってやや左から岩に取り付き、難なくクリア。408.8ピーク(7時33分)には“雷電山”の標識があった。

その先からはやや南方面に軌道修正し、鉄塔脇にある竹薮を突破して上っていくと、7時46分に444ピークに着くが、前回あった筈の“三峰山”の標識がどこにも見当たらない。おそらく、同じ名前を持つ359ピークとの間で何らかの調整が行われたのだろう。

さて、ここから先は以前にも何度か歩いたコースになるが、途中、“牧場山”の標識がある392ピーク(8時8分)まで寄り道をした後にコースに復帰すると、突然、伐採地(8時20分)に出る。古賀志山の北側で伐採が行われたのは知っていたが、こんなところまで進んでいたんだなあ。

ピークらしからぬ383ピーク(8時25分)の先でお馴染みの鞍掛尾根(8時45分)に合流するが、それも立派な境界碑(8時53分)のところまでであり、そこを北に入って8時56分に494ピーク。ここから442.8ピークまでのルートは“出たとこ勝負”で考えていたのだが、真っ直ぐ442.8ピーク方面へ向かう枝尾根は下りの急斜面ということで方向転換。北東方向へ伸びる尾根に乗り換えると、その上には明確な踏み跡が付いていた。

しばらくその踏み跡をたどって行くと、9時20分にカーブミラーのあるところで林道に出る。その反対側にある巡視路を北へ進み、鉄塔(9時26分)を潜ると、その先が本日の最終目的地である442.8ピーク(9時30分)であり、そこには“盗人岩”の標識があった。

ということで、下山ルートも“出たとこ勝負”で考えていたのだが、山頂の北から西方向へ伸びる尾根にも踏み跡やら目印やらが付いており、最後は緩斜面を適当に歩いて9時49分に林道に復帰。一部ジョギングを交えながら10時15分に駐車地まで戻ってきた。歩行距離は全体で11kmでした。