今日は、妻と一緒に最近人気急上昇中(?)の大郷戸アルプスを歩いてきた。
位置的には益子町の雨巻山の西にある低山をグルッと周回するコースであり、地元の山好きの方々が数年前から手作りで整備して下さったものらしい。ネット上にはそのメンバーの方が作成したルートマップもアップされており、それをプリントしたものをザックに忍ばせて、午前8時過ぎに駐車場となる三ノ宮神社に到着する。
一番乗りだったので他の車の邪魔にならないように駐車位置を考えていると、我々のすぐ後から車で来られた男性が近づいてきて、その方からカラープリントされたルートマップを頂戴する。おそらく“大郷戸アルプスの仲間たち”のメンバーの方なのだろうが、自宅から持ってきた白黒の地図よりずっと見やすいので、こちらを参考にさせて頂いて8時25分に歩き始める。
しばらく舗装道路を歩いて行くと、地形図上の分岐より少し先に「荒町自然公園」の道標(8時38分)が立っており、そこを左に入った先の143.2Pには浅間神社(8時48分)が建っている。周囲は開けているものの、残念ながら今日の気象状況では見えるのは筑波山までであり、遠くの山々は雲に隠れてしまっている。
神社の先を下っていくと再び舗装道路に出るが、金比羅神社(8時56分)のすぐ先にある分岐を入って山道に復帰。途中、山頂に“大山祇命”の石碑の立つ行燈峰(251m。9時18分)に立ち寄るが、それ以外はほぼ平坦であり、ちょっと物足りないかなあと思いながら9時31分に最初の鉄塔に着く。
しかし、夫婦坂(9時37分。途中にあまり太くない連理木がある。)の先からは細かなアップダウンが頻出するようになり、2つ目の鉄塔(9時52分)~332m峰(9時59分)~311m峰(10時19分)~326m峰(10時35分)~354m峰(10時41分)と進んでいくと、いつの間にか県境を通り越して茨城県に入ったらしい。
その先の標識の立つ分岐(10時53分)を右折すると間もなく伐採地に飛び出し、そこの一番高いところが富谷山(11時1分。標高は地形図にも記載されていない。)なんだろうが、尾根が採石場によって分断されている(?)ためどこが正式な山頂なのか良く分らない。仕方がないので、少し引き返したところに腰を下ろして昼食と休憩をとった。
さて、11時36分に下山に取り掛かると、まずは先程の分岐(11時40分)まで引き返し、そこを右折して大郷戸アルプスの東尾根に入る。右手にゴルフ場や採石場を見ながら緩やかなアップダウンを進んでいくと、次第に妻が疲れてきた様子なので狸転げ坂(12時34分)の先にある3つ目の鉄塔(12時47分)の下で2回目の大休止。
しかし、ここまで来てしまえばゴールはもう少しであり、4つ目の鉄塔(13時19分)の先の分岐(13時34分)では“新道”を選び、最後は溜め池のようなところから舗装道路を歩いて13時53分に三ノ宮神社まで戻ってくる。本日の総歩行距離は12.5kmであり、これは頂いたルートマップの記載と同じだったが、所要時間の方は約6時間のコースタイムより30分くらい短かった。
ということで、新しく出来た「道の駅 ましこ」には入浴施設が無いため、「真岡井頭温泉」まで車を走らせて汗を流す。本当ならせっかく整備して下さった大郷戸アルプスの地元にお金を落としたいところであるが、下山後は温泉に直行という妻の行動パターンを変えることは難しく、是非とも「道の駅 ましこ」に入浴施設を整備して頂きたいところです。