困ったときは社山だね

今日は、妻と一緒に日光の社山を歩いて来た。

本当はクリストファー・ノーラン監督の新作「ダンケルク」を見に行く予定だったのだが、娘からのドタキャンが入ってしまって一週間の延期。3週連続になってしまうが、天気も良さそうなので何処か歩いてこようと思ったときに頭に浮かんだのがこの山であり、何の準備をしていなくてもそれなりの景色を楽しめるところが良いところ。

さて、午前7時48分に歌が浜の駐車場を出発し、狸窪(8時21分)〜阿世潟(8時43分)と中禅寺湖の湖畔を歩いて行く。妻とこの山を歩くのは5年ぶりであり、前回の感想を尋ねてみたところ“ずっと上りが続くので大変だった”とのこと。折角なので彼女の5年間の成長の程を拝見させて頂くことにする。

阿世潟峠(9時6分)の先からはそれなりの急登が続くが、妻の表情に変化は見られず、なかなか逞しくなったみたい。要所々々で景色を楽しみながらゆっくり歩いたので山頂(1826.6m)に着いたのは10時39分のことだったが、まだ十分に余力は残っているようであり、お手製のおにぎりを食べながらしばらく休憩した後、下山(11時16分)に取り掛かる。

下りも、途中、84歳になるというベテラン登山者のお話を伺ったり、伊・英大使館別荘に立ち寄ったりしながら、阿世潟峠(12時37分)〜阿世潟(12時59分)〜狸窪(13時26分)とゆっくり歩いて14時15分に駐車場まで戻ってくる。帰宅後、所要時間を5年前の記録と比較して見たところ目立った変化は見られなかったが、まあ、終始余裕だけは感じられたので、それをもって5年間の成長の印ということにしておこう。

ということで、まだ時刻も早いので恒例の日帰り温泉は「やしおの湯」にしてみたのだが、目論見どおりいつも混雑している駐車場も今日はスカスカ。おかげでゆっくり汗を流すことが出来たが、帰る頃には大型バスも駐車していたようなので15時頃までに入館するのが良さそうです。