井上陽水コンサート2017“GOOD LUCK!”

今日は、妻&娘と一緒に栃木県総合文化センターで開催された「井上陽水コンサート2017“GOOD LUCK!”」に行ってきた。

ロック少年だった俺は井上陽水のレコードやCDを購入した経験は一度もないのだが、昔、友人宅で半強制的に聴かされていた「氷の世界」はなかなかの名盤だったし、最近「ブラタモリ」で使われている彼の曲も悪くない。正直、東京までコンサートを聴きに行く程の気力はないが、せっかく宇都宮まで来て頂けるのであればということで、やや不安げな表情の妻&娘を連れて会場へ向かう。

そんな訳で、耳慣れないオープニングのメドレー曲には少々戸惑ってしまったものの、それに続いて懐かしい「青空、ひとりきり」がレゲエっぽいアレンジで流れてきてからは、コンサートの雰囲気にズッポリはまることに無事成功。第1部のラストでは「ブラタモリ」でお馴染みの「女神」と「瞬き」を早々と披露してくれる。

15分間の休憩後、生ギターの演奏で始まる第2部はより懐かしい曲を中心に構成されているようであり、あまり期待していなかった「氷の世界」がブラス入りの派手なアレンジで披露されるなど、会場の大勢を占める我々中高年への手厚い配慮が感じられる。アンコールもたっぷり3曲やってくれた。

ということで、意外に知っている曲が多かったという妻は勿論のこと、「ワインレッドの心」や「アジアの純真」が聴けて楽しかったいう娘も大満足の様子。個人的には(ボブ・ディランを見習って?)もっと新しい曲を聴かせて欲しかったという思いもないではないが、まあ、お陰様でとても楽しい一夜を過ごさせて頂くことが出来ました。

【本日のセットリスト】
1.この頃、妙だ(1983年)
2.Pi Po Pa(1990年)
3.フィクション(1990年)
4.青空、ひとりきり(1975年)
5.移動電話(1994年)
6.5月の別れ(1993年)
7.映画に行こう(1978年)
8.ワインレッドの心(1984年)
9.女神(2015年)
10.瞬き(2015年)
(休憩15分)
11.ゼンマイじかけのカブト虫(1974年)
12.心もよう(1973年)
13.Just Fit(1992年)
14.リバーサイドホテル(1982年)
15.つめたい部屋の世界地図(1972年)
16.限りない欲望(1972年)
17.氷の世界(1973年)
18.勝者としてのペガサス(1979年)
(アンコール)
19.アジアの純真(1997年)
20.夢の中へ(1973年)
21.夏の終わりのハーモニー(1986年)