風花の舞う晃石山

今日は、妻&娘と一緒に栃木市にある晃石山を歩いてきた。

三人で歩くのは昨年10月の切込刈込湖以来のことであるが、この山も我が家にとっては山歩きの入門編的な位置付けになっており、2014年4月には妻と二人で歩いている。桜が満開だったそのときとは異なり、今日の気温はかなり低くなりそうだが、フカフカのジャケットと厚手のタイツで山ガール姿に変身した娘は元気いっぱい(?)であり、午前9時35分に大中寺の駐車場を出発する。

前回は大中寺の裏手にある山道を利用したのだが、今回はスロースターターである娘のことを考え、ちょっと遠回りにはなるが舗装道路を歩いて行くルートを選択。標識(9時48分)のところで車道と別れてからも傾斜は比較的緩やかであり、階段等を上って10時20分に謙信平に着く。

道路沿いのお店はようやく開店準備を始めたところだったが、まだ疲れても空腹でもないのでそのまま歩き続け、10時34分に太平山神社。奥の院(10時47分)の先では、前回巻いてしまった浅間神社への急な斜面を直登して太平山(341m。10時59分)の山頂を踏んでみたが、山名板の類いは見つけられなかった。

その後、ぐみの木峠(11時23分)のベンチに座り、熱いコーヒーとコンビニで調達してきた食料とで空腹を満たしてから本日の最終目的地である晃石山へ向かう。ここからが本日一番の大上りであり、娘の顔にもやや苦しそうな表情が浮かぶが、途中、スカイツリーや高層ビル群の姿を見つけて元気回復。12時13分に晃石山(419.1m)に着くことが出来た。

今日の天気は“曇り時々晴れ”みたいな状況だったが、このときは上空に青空が広がっており、山頂のベンチに腰を掛けて本日2回目の大休止。日光の山々は雪雲に覆われてしまっているが、娘の興味は目の前の古い三角点の標石の方にあるらしく、「角」の字が「肉」に見えるといって笑っていた。

さて、12時28分に下山に取り掛かり、12時34分に晃石神社まで下りてくる。この頃になると上空は再び雲に覆われるようになり、ちらほらと風花の舞う中を清水寺(13時13分)に向かって急降下。駐車場にあるトイレを利用させて頂いた後は舗装道路をテクテク歩き、13時53分に大中寺まで戻ってくる。本日の総歩行距離は8.2kmだった。

ということで、とても楽しいハイキングを終えた後は、夫婦オススメの「柏倉温泉 大師館」まで足を伸ばしてみたのだが、幸い娘も気に入ってくれたようであり、ゆっくり体を温めてから無事帰宅。ちなみに、帰りの車内で協議した結果、娘の次なる試練の場(?)は益子町の雨巻山になる予定です。