紅葉間近の切込刈込湖

今日は、妻&娘と一緒に奥日光の切込刈込湖周辺を歩いてきた。

ここは、2008年8月に山歩きを始めてまだ間もない頃の妻と一緒に歩いたコースであり、我が家にとっては山歩きの入門編的な位置付けになっている場所。5月の高尾山、8月の乗鞍岳と観光地的な雰囲気の山ばかり歩いてきた娘にも、そろそろ本格的な(?)山歩きの雰囲気を味わって頂こうということで、午前7時頃に光徳駐車場に到着する。

紅葉にはまだ早いため駐車場はガラガラであり、身支度を調えて7時16分に出発。光紱牧場の前を通って樹林帯の中に付けられた登山道を歩いて行くが、ちょっとした上り斜面に差し掛かったところで娘から最初の休憩要請。どうやらごく軽い貧血状態のようであるが、ゆっくり歩けば大丈夫ということなのでとりあえず山王峠まで行ってみることにする。

その後、ただでさえゆっくりな歩行速度を超スローペースに切り替えて9時16分に山王峠。娘の顔色を見るとすっかり平常に戻ったようであり、軽く腹拵えをしてから急な斜面を涸沼まで下りていく。10時6分に着いた涸沼のベンチに座って周囲の景色を眺めると、正式な登山道のない三岳や於呂倶羅山の中腹辺りに美しい紅葉を確認することが出来る。

再出発後は、起伏の緩やかな樹林帯〜切込湖(10時58分)の畔をのんびり歩いて、11時22分に刈込湖に着く。娘がここに来るのは2006年のGWに湯元側から歩いたとき以来のことであるが、その際、残雪の中で悪戦苦闘を強いられた苦い記憶は今でも鮮明に残っているそうであり、改めてお詫びを申し上げてから11時55分に再出発。

次から次へと現れる木製の階段を上り続け、ようやく平坦な道にたどりつくと間もなく小峠(12時37分)に到着。この先は湯元に向かって下って行くだけであり、13時15分に金精道路を横断し、湯畑(13時25分)まで無事に下りてくる。

ここまで来ればもう大丈夫ということで、妻&娘と別れて一人で車の回収に向かうが、湯元のバス停では乗ろうとしたバスに目の前で発車されてしまうという大失態。次のバスまで20分も間があるので、一つ先の湯滝入口バス停(13時48分)まで歩いて13時55分発のバスに乗車。無事、車を回収してから湯元のあし湯に入っていた妻&娘と合流することが出来た。

ということで、初めて利用した休暇村の日帰り温泉はなかなか快適であり、帰路の渋滞もそれほど酷いことにはならずにホッと一安心。本日の光徳から湯元までの総歩行距離は8.4kmであったが、まあ、スタート直後の娘の状態を考えれば上々の出来といえるでしょう。