娘を連れて古賀志山

今日は、娘と一緒にご近所にある古賀志山を歩いてきた。

当初の予定では家族で晃石山周辺を歩くことにしていたのだが、昨日になって妻に急用が入ってしまいやむなく延期。苦行(?)を逃れることが出来てホッとしているであろう娘に何かしたいことはないか尋ねてみたところ、“古賀志山に行ってみたい”という予想外の回答であり、期せずして我が家にとって史上初となる父娘登山が実現する運びとなった。

さて、いつもなら早朝山歩きを終えて帰宅する頃に自宅を出発し、午前8時過ぎに森林公園の駐車場に到着する。天気は快晴であるが、駐車場の車は意外に少なく、娘と“皆はどこの山に行っているんだろうね”と話ながら8時30分に出発。赤川ダム周辺の樹木の紅葉を楽しんだ後、北コース登山口(8時49分)に張られた立入り禁止のロープをくぐる。

古賀志山を歩くのはおそらく小学生のとき以来という娘に、昨年9月の水害による被害状況等を説明しながらゆっくり歩いて行くが、先月、切込刈込湖を歩いたときに比べると彼女の調子は上々のようであり、うん、これなら何の問題も無いだろう。何度か短い休憩を挟みながら次第に傾斜を増していく山道を歩き続け、富士見峠(9時59分)を経て10時27分に東稜見晴台に着く。

しかし、富士山の姿は地平線上に張り付いた雲に邪魔をされて確認することが出来ず、ちょっとだけベンチに腰を掛けたくらいで古賀志山の山頂(10時36分)に移動。そこで温かいコーヒーとココアを飲みながらしばらく休憩し、10時59分に再出発した後は階段コースを使って林道(11時32分)まで下りてくる。

ここから先は転倒等の心配も無いので、父娘そろってポケモンGOを楽しみながらのんびり歩く。所々電波状況の芳しくないところもあったが、ピクシーやプリンといった可愛らしいポケモンが出てくるので娘も喜んでくれたようであり、12時21分に駐車場着。本日の総歩行距離は6.6kmだった。

ということで、ひょんなことから実現した父娘登山だったが、好天に恵まれたこともあり、年頃の娘を持つ男親としては望外ともいえる楽しいひとときを過ごさせて頂いた。最近、アルバイトを始めた彼女は体力増強の必要性を痛感しているそうであり、予定さえ合えば今後も山歩きに付き合ってもらえそうな雰囲気です。