端境期の白根山

今日は、妻と一緒に奥日光の白根山を歩いてきた。

妻とこの山を歩くのはこれが3度目だが、前の2回はいずれも丸沼側からロープワェイを利用して歩いたものであり、そろそろ自力で山頂を目指しても良いんじゃないかということで、午前6時過ぎに菅沼の駐車場に到着。ここが有料になってからは今回が初めての利用になるが、駐車場の設備等は以前とほぼ同様であり、これで1回1,000円はチトお高いかな。

さて、身支度を調えて6時31分に出発。今日のルートは俺が8年前に歩いたのと同じものであり、そのときの緊張感を思い出しながら妻の後ろを付いていく。木の根の飛び出した山道は次第に歩きづらくなるが、“弥陀ケ池0.9km”の標識(7時57分)の先からは傾斜も緩やかになり、ほぼ予定どおりの時刻に弥陀ケ池(8時28分)に着く。

青空の広がる池の畔で休憩を取った後、覚悟を決めて最後の急登に取り掛かるが、段差の大きい岩登りは妻の苦手とするところ。案の定、途中でちょっぴり機嫌が悪くなりかけたが、何とか頑張って10時ちょうどに山頂(2,578m)到着。記念写真を撮った後は少し広くなった所まで移動して休憩を取った。

さて、男体山の山頂は雲に隠れているようであるが、こっちは依然として晴天が続いており、そんな中を10時34分に再出発。ここからのザレた下りはとても滑りやすく、再び妻のご機嫌が心配になってくるが、避難小屋(11時32分)まで下りてしまえばもう大丈夫。小屋の内部を見学したりしながらゆっくり休んで足の疲れを癒やした。

その後、五色沼(12時7分)〜弥陀ケ池(12時46分)と随時休憩を挟みながら歩を進め、“弥陀ケ池0.9km”の標識(13時18分)を経て14時46分に駐車場まで戻ってくる。弥陀ケ池からの下りに上りとほぼ同じくらいの時間がかかっているが、まあ、これはいつものことであり、小西ホテルの日帰り入浴で汗を流してから帰宅。本日の総歩行距離は11.1kmだった。

ということで、天気予報どおりの快晴に恵まれたこともあり、花と紅葉の端境期であるにもかかわらず、白根山には多くの登山者たちが訪れていた。次回は金精トンネル手前の駐車場から前白根まで歩き、そこからの絶景を妻に見せてあげたいと思うのだが、果たして彼女の同意は得られるでしょうか。