シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

今日は、妻&娘と一緒にマーベルの新作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」を見てきた。

位置付けとしては、“キャプテン・アメリカ”シリーズの第3弾ということになるのだろうが、新人を含んだアベンジャーズのメンバーが大挙参加するらしいという事前情報に期待は高まるばかり。最近、遅れが気になっていた我が国での公開時期も今回はほぼ世間並み(?)ということで、喜び勇んで映画館へ向かう。

さて、ストーリーは、アベンジャーズを国連の管理下に置こうとする“ソコヴィア協定”の受入れに関し、反対派のキャプテン・アメリカと賛成派のアイアンマンとの対立の様子を描いているのだが、彼ら以外のメンバーもそれぞれの派閥に分かれてついに内線勃発。正直、ブラック・ウィドウがアイアンマンに与するのはちょっと意外だったが、そんな些細な疑問にもきちんと回答が用意されていた。

新メンバーの中ではやはりスパーダーマンが一番目立っており、サム・ライミ版やマーク・ウェブ版よりもちょっぴり若返って脳天気さが増した感のあるニュー・スパイディはなかなか魅力的。また、地味〜に登場したアントマンによる一発逆転の大技には度肝を抜かれたが、ポール・ラッドとしては自分のシリーズの方でこのネタを初披露したかったんじゃないのかなあ。

ということで、“But who will watch the watchmen ?”というヒーロー物の永遠の課題に関しては、結局、棚上げになってしまったようなのだが、大勢のヒーローにきちんとそれぞれの見せ場を提供したルッソ兄弟の手際の良さは賞賛されてしかるべきであり、やはり彼らが監督を務める次回作の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を見るのが益々楽しみになってきました。