プリンス・オブ・ブロードウェイ

今日は、妻と一緒に「プリンス・オブ・ブロードウェイ」を見に行ってきた。

そもそものきっかけは、娘が昨年夏の英国旅行の際にラミン・カリムルーの舞台を見損なったこと(=既に渡米していたらしい。)であり、そんな彼が「プリンス・オブ・ブロードウェイ」の出演者として来日することを知った娘から“是非とも見に行きたい”という強力なリクエストがあった。

ちょうど抽選によるチケットの先行販売が行われていたので早速応募させて頂き、公演回数が多いことから容易に当選するだろうと思っていたところ、まさかの落選。やむなく一般発売まで待ってチケットを購入したのだが、既にSS席は完売ということで今回初めて2階席から観覧することになってしまった。

さて、渋谷ヒカリエのレストラン街で午前11時に娘と落ち合う予定だったのだが、今朝になって彼女から連絡が入り、熱っぽいので今日の観劇はキャンセルしたいとのこと。中止になってしまったニューヨークへの家族旅行を含めるとこれで3度目のすれ違い(?)であり、よほどラミン様とご縁が無いんだなあ。

まあ、そうはいっても体調不良では仕方が無いので、熱が上がるようならタクシーで病院に行くよう指示して、妻と一緒に予定どおりヒカリエに向かう。娘と食べる予定だったパエリア(=料理の写真だけはLINEで送って差し上げた。)を二人して食していると、いつの間にか開場の時刻。心配していたシアター・オーブの2階席は前から3列目のほぼ中央ということで、思っていたよりずっと良い席だった。

出演者が順番に歌い継いでいく“All I Need Is One Good Break”で幕を上げたステージは、ブロードウェイ・ミュージカルの巨匠といわれるハロルド・プリンスが手掛けたミュージカル作品の中から選りすぐった名曲・名場面の数々を再構成したもの。不勉強のために知らない作品も多かったが、「キャバレー」から「オペラ座の怪人」へと続く第1部のエンディングは圧倒的な迫力であり、気分は最高!

それに比べると第2部の方は少々粒が小さかった印象であり、「エビータ」はまずまずの出来だったものの、「スウィニー・トッド」は意外に盛り上がらない。エンディングに使用されたオリジナル曲の“Wait ‘til You See What’s Next?”はオープニング曲に対応するように演出されたものだが、正直、本作の大団円を飾るにはちょっと物足りないなあ。

一方、娘のお目当てだったラミン・カリムルーは「ウエスト・サイド・ストーリー」のトニーや何故かスーパーマンに扮したりしての大活躍。特に、これが最後かもしれない「オペラ座の怪人」のファントムは是非とも娘に見せてあげたかったところであり、本作のCDかDVDが発売されたら彼女にプレゼントしてあげよう。

ということで、娘の体調に関しては、その後おとなしく寝ていたら熱は下がったとの報告があり、とりあえず一安心。お土産用に購入した本作のパンフレットは、来月、「CHICAGO」を見に行くときに手渡す予定です。