ベイマックス(2回目)

昨日帰省してきた長男も含めて、久しぶりに家族4人で映画を見に行ってきた。

作品は「ベイマックス」であり、まあ、長男は見ていないだろうと思っていたが、意外にも、この作品を楽しみにしていたはずの娘もまだ見ていないとのこと。ひょっとすると、家族みんなで見るためにとっておいてくれたのかもしれないなあ。

さて、そんな娘心(?)も知らないで、こちらは2回目ということで比較的冷静に鑑賞。当然、とても面白く拝見させて頂いた訳であるが、正直、新たな発見というものはほとんど見当たらない。これは最初に見たときにも感じたことなのだが、とても分かり易く作られているため、一度見ただけでその面白さが全て理解出来てしまえるっていうことなのだろう。

まあ、通常は同じ作品を短期間の内に2回見ることは稀なので、それはそれで良いのだが、本作の場合、作品の有するポテンシャルみたいなものを全て出尽くしてしまっているように思えるため、見終わってから想像で補うような部分があまり残っていないんだよね。前回の感想で、続編を作るのが難しそうって書いたのも、そういう理由からなのである。

ということで、娘は感激していたようであるが、おそらく何の予備知識も無しに見たはずの長男の感想が面白く、戦闘シーン等においてベイマックスの特性(=空気でブヨブヨの体型)が活かされていなかったことが不満だったらしい。つまり最初からヒーローアクション映画として見ている訳であり、いかにも長男らしいなあと感心してしまいました。