桝形山のアカヤシオ

今日は、妻と二人で矢板市にある桝形山にアカヤシオを見に行ってきた。

本当は、“大間々〜ミツモチ山〜八海山神社”のコースを考えていたのだが、昨日帰宅してきた長男を今日の午前10時過ぎまでにJR宇都宮駅へ送り届けなければならなくなったため、急遽予定を変更。この時刻からでは大間々の駐車場は満車だろうが、穴場といわれる桝形山なら大丈夫ということで、桝形林道の入口手前に車を止めて、12時15分に出発する。

まず、ゲートを越えて砂利道の林道を歩いて行くのだが、傾斜は僅かではあるものの下り基調であり、いたって楽チン。分岐(12時36分)を左に入り、ようやく緩やかな上りへと転じたルートは何年か前の大雨で道の中央が深くえぐられているため、少々歩き辛くなるが、それ以上に心配なのは肝心のアカヤシオの姿が影も形も見当たらないこと。

作業道(12時49分)を左に入ってしばらく進むと、前方にやや小高くなっているような地形が認められ、そこが桝形山の山頂(1086.3m。12時54分)だったのだが、お目当てのアカヤシオの方は、数m離れたところにあまり花数の多くない一株が認められるくらいで全くの期待ハズレ。

まあ、山頂でガッカリしていても仕方が無いので、帰りは尾根伝いに下りて行く。ほとんど傾斜の感じられないだだっ広い尾根筋は、所々踏み跡が不鮮明になるものの、木の幹にペンキで描かれた赤丸とピンクテープを目印にすれば大丈夫。そんな中をしばらく進んでいくと、右手の斜面にアカヤシオの花がだんだん目立つようになってくる。

盛りは過ぎてしまっているものの、満開のときの素晴らしさをかろうじて想像できる程度には花は残っており、場所を間違えた訳では無いことが判明して、とりあえず一安心。いつもの愚痴ではあるが、満開の時期に合わせるのは難しいねと慰め合いながら、13時32分に車を止めた場所まで戻ってきた。

ということで、その後、車で八方湖まで行ってみたが、適当な場所が見つからなかったため、展望台の駐車場まで戻って昼食タイム。アカヤシオは残念だったものの、夫婦二人して静かな休日を過ごすことが出来ました。