桜満開の太平山

今日は、お花見を兼ねて、妻と二人で桜満開の太平山周辺を歩いてきた。

2月中旬の大雪以降、持病の腰痛の悪化やインフルエンザ等のせいでなかなか山歩きに行けなかったのだが、年度が替わり、ようやく周囲も落ち着いてきたということで、久しぶりに妻を誘って出掛けてみることにした。場所は栃木市にある太平山であり、俺は2008年5月に続き2回目であるが、妻は今回が初めてとのこと。

さて、前回も利用した謙信平の駐車場を確保するために少し早めに自宅を出発すると、太平山手前のゴルフ場のあたりから周囲は満開の桜の花で溢れ返っており、期待に胸を膨らませて謙信平へ。幸い、駐車場はまだ半分も埋まっておらず、身支度を調えてから午前7時26分に出発する。

少々気温は低めであるが天気は快晴であり、富士山の姿もくっきり認められる中、7時35分に大平山神社に到着すると、その裏手からいよいよ山歩きのスタート。1月の三峰山以降、3ヶ月ぶりの山歩きとなる妻も含め、リハビリ登山ということでゆっくりしたペースで歩いて行く。

奥の院(7時41分)の先の高いアンテナが立っているところ(7時59分)でコースミスをやらかすが、すぐに気付いてコースに復帰し、8時40分に晃石山(419.1m)到着。あいかわらず天気は良いのだが、北風が結構冷たくて山頂に春の雰囲気はまだ無い。ベンチに座って一休みした後、再出発。

“青入山”の標識が立つ小ピーク(9時10分)を越えたところが桜峠(9時23分)であり、ここで妻と作戦会議。6年前はここから馬不入山までピストンしたのだが、今日の妻の調子はなかなか上がらず、残念ながら、ここで下山することに決定。9時41分に舗装道まで下りてくると、清水寺(9時50分)の周辺は色とりどりの花々に溢れていた。

そのまま舗装道を歩いて10時20分に大中寺到着。久しぶりなので境内に入って七不思議の一部を見学していると、馬首の井戸の先に謙信平方面への登山口があったことを思い出し、急遽予定を変更してそこに入ってみる。傾斜は思ったよりもきつかったが、最後のひとがんばりで10時57分に謙信平へと続く舗装道にたどりつき、11時3分に駐車場まで戻ってきた。

さて、ここでザック等を車内に下ろし、売店で卵焼きやもつ煮、焼きそば、じゃがバター等を購入すると、いよいよお待ちかねのお花見開始。今日の山歩きによる消費カロリーに対し、明らかに摂取カロリーの方が多そうな点が気になるが、ちょうど空腹だったこともあり、久しぶりの屋外での食事を十分に楽しんだ。

ということで、ネット上の評判が良かった“湯楽の里”というスーパー銭湯で汗を流してから帰路に着いたのだが、途中、昨年行きそびれた鹿沼市金崎の桜祭りのことを思い出し、立ち寄ってみた。幸い、こちらの桜も今が満開であり、期せずして一日二度目のお花見を楽しむことが出来ました。