今日は、妻と一緒に日光の半月山周辺を歩いてきた。
妻からのリクエストは“日光で紅葉を”ということだったのだが、この時期では紅葉は平地にしか残っていないはず。そこで、帰りに日帰り温泉に立ち寄ることを交換条件にして半月山の周回コースを提案してみたところ、無事、交渉成立。実を言うと、まだ歩いたことの無い半月山〜茶の木平の区間をこの機会に歩いておきたかった。
さて、毎度お馴染みの歌ヶ浜駐車場を午前6時13分に出発し、中禅寺湖畔をトボトボ歩いていく。やはり紅葉の時期はとうに過ぎていたが、個人的には静謐感(それと清潔感?)の漂う初冬の山歩きは決して嫌いではなく、前回(=2009年6月)は民宿だったところにペンション風の建物が建てられているのを眺めながら、狸窪の分岐(6時51分)を左に入る。
ここから半月山までが本日一番の上りになるが、9月末の一切経山以来、久々の山歩きとなる妻はまだ調子が出ないようでちょっと苦しそう。そんな彼女のペースに合わせながら半月峠(7時56分)〜展望台(8時24分)とゆっくり歩いて、8時39分に二度目の半月山(1753m)に到着する。
ここから茶ノ木平までが未知の区間であるが、ルートは明瞭で迷うような心配は無い。一度、第一駐車場(9時28分)まで下った後は、狸山(1622m。9時45分)まで上り返し、再び車道を横断するところ(10時7分)まで下ってから茶の木平へと上り返す。最後の上りで妻から弱音が出そうになるが、間もなくルートは平坦になり、10時46分に茶の木平着。
その少し先にある中禅寺温泉ロープウェイ山頂駅の跡地まで歩いて、ここで大休止。先月の台風で倒れたらしい2本の大木にちょっと驚かされるが、持参したバーナーでお湯を沸かし、目の前に聳える男体山の雄大な姿を眺めながらカップヌードル等で昼食を取る。
11時30分に再出発した後は下界まで下りて行くだけであり、12時21分に立派な標識のある中宮祠阿世潟峠線歩道登山口着。ここから舗装道路を歩いて12時39分に歌ヶ浜駐車場まで戻ってきた。総歩行距離は11.4kmだった。残念ながら、お天気の方は期待したような快晴にはならなかったが、その後、約束どおりレークサイドホテルの日帰り温泉を利用し、冷えた体を温めてから帰路に着いた。
ということで、途中、明治の館に立ち寄り、妻の好物のチーズケーキを買ってから帰ったのだが、東照宮周辺の紅葉は今がまさに見頃。幾分、渋滞が始まっていたが、車内から美しい紅葉を眺めながら運転していたので、全く苦にはなりませんでした。