朝日岳から北温泉へ

今日は、妻と一緒に那須朝日岳周辺を歩いてきた。

先月、草津白根山を歩いたときに何か思うところがあったのか、妻が山歩き用のウェアを一新した。そのお披露目ならば、やはりお洒落な雰囲気のある那須岳方面が良いだろうということで、妻がまだ登ったことのない朝日岳を第一目的地に選択。そこから先はその場の状況次第といういい加減な計画を立てて、午前6時6分に峠の茶屋の駐車場を出発する。

思ったほどの夏空にはならなかったものの、当分、雨の心配は無さそうということで、ゆっくりとしたペースで歩き続け、7時4分に峰の茶屋に到着。ここから先は、妻にとって未体験ゾーンとなるが、懸念していた強風や岩場にも怯むことなく、朝日の肩(7時46分)を経由して、8時ちょうどに第一目的地である朝日岳(1896m)に着くことが出来た。山頂に立っていた頭の赤い真新しい標識は、この先でもいくつか見掛けることとなり、那須岳の標識は、今後、これに統一されるのかもしれないなあ。

さて、駐車場から2時間弱というのはほぼコースタイム(115分)どおりであり、妻もまだ元気そうということで、8時27分に熊見曽根着。俺の腹案では、ここから隠居倉〜三斗小屋〜峰の茶屋と巡回するつもりだったが、妻はもう少し先まで行ってみたいということで、結局、清水平の先の分岐から中の大倉尾根を下って北温泉に向かうことに。

予定より距離は伸びるが、分岐の先からはほとんど下りなので大丈夫だろうということで、清水平(9時00分)〜分岐(9時12分)〜スダレ山(9時27分)〜スキー場への上の分岐(10時32分)とのんびり歩いて、11時49分に北温泉に到着する。ここまでは元気だった妻も、続く炎天下の舗装道路歩きは相当応えたらしく、大丸(12時36分)に着いた頃にはちょっと辛そうな表情。

そこで、彼女とザック(とGPS)を大丸の軽食屋に残し、俺一人で峠の茶屋の駐車場まで車を取りに行く。その後は、妻のリクエストにお応えして、休暇村那須の日帰り入浴で汗を流したり、初めて入った宇都宮市内のお店で美味しい中華料理を食べたりした後、無事帰宅した。

ということで、峠の茶屋駐車場から北温泉まで、コースタイム300分のところを休憩込みで5時間43分というのは、まあ、そう悪くないタイム。これからも、日帰り温泉と美味しい食事をエサにして(?)、妻にも山歩きに付き合ってもらうことに致しましょう。