娘を連れて男抱山

今日は、娘と一緒に市内にある男抱山を歩いてきた。

予報ではこの週末の天気は良さそうなのだが、妻から留守番を申し付けられているので遠出は無理。そこで、昨晩のうちに娘に近場の山歩きに付き合うつもりはないか打診してみたところ、“古賀志山より簡単”という殺し文句が効いたらしく、めでたく2度目の父娘山歩きが実現する運びになった。

さて、妻から呼び出しが掛かるまでに山歩きを完了させなければならないため、午前10時前に自宅を出発して国道293号線沿いの墓地のところにある駐車スペースに到着。素早く身支度を調えて10時10分に歩き出すと、しばらくの間は薄暗い杉の植林地の中に続く平坦な林道を進んでいく。

10時18分に男抱山と富士山との分岐に着くが、傾斜が急な方を上りに使うのが我が家の流儀(?)であり、ここは迷わず男抱山を目指して右手に入る。いきなりの急登に娘の息遣いが荒くなるが、何とか上りきった先にある祠(10時35分)のところで一休み。最後は、初めて経験するちょっとした岩場を無難にクリアして10時47分に山頂(338m)に立つ。

幸い他に人影もないので、無風快晴という絶好のコンディションの下、周囲の山々を眺めながら大休止。温かいコーヒー&ココアを啜りながら、おそらくそう遠くない時期に訪れる予定である筑波山の話題も出してみたが、特に拒否反応は見られないようであり、う〜ん、娘の山ガール宣言(?)もあながち一時の気の迷いではないのかもしれないなあ。

再出発(11時5分)後は、岩や木の根で滑りやすいアップダウンを慎重にクリアして11時23分に富士山着。前回歩いたときの記憶から、ここから先は歩きやすくなるだろうと期待していたが、枯れ葉の積もった下り斜面はなかなか油断が出来ず、11時52分に男抱山との分岐まで戻ってきてようやく一安心。駐車スペースに着いたのは12時ちょうどであり、本日の総歩行距離は1.8kmだった。

ということで、翌日は買い物のついでにパルコにある「好日山荘」に立ち寄り、娘の山ガール用ウェアを新調。いわゆるブランド物を購入する機会はあまりないので、合計金額(=その後に購入した俺の通勤用自転車3.5台分相当)を見たときにはちょっと驚いたが、まあ、これからも山歩きに付き合って頂けるなら安い買い物だと思います。