月山

今日は、妻と一緒に日光市の月山を歩いてきた。

GWの後半は、3日から帰省していた長男&娘と一緒に遊んでいたため、山歩きはお休み。最終日になってようやくヒマが出来たので、急遽、アカヤシオで人気の高い月山に行ってみようということになり、駐車場が混雑する前にということで、午前8時前に栗山ダムの駐車場に到着。

大勢いるに違いない他の登山客の後をついて行けば問題ないだろうと、事前学習はほとんどしてこなかったのだが、意外なことに駐車場はガラガラ。ちょっぴり不安になるが、天気は快晴ということで、8時8分に駐車場を出発し、登山口があるというバーベキュー広場を目指して舗装道路を歩いていく。

8時21分にバーベキュー広場に着くと、その北側にロープの設置された登山口があり、ここから尾根伝いに上っていくらしい。人気のコースということでルートは明瞭であるが、肝心のアカヤシオの方は所々に点在しているのが認められる程度で、噂に聞いた“花のトンネル”とは程遠い状態。成程、これでは登山客が少なくても仕方がない。

下山してきた御夫婦連れの話によると、今年は全くのハズレ年らしい。ちょっぴり残念ではあるが、まあ、いつもの山歩きと考えれば大きな不満は無く、それなりの傾斜が続く尾根(=途中の表示によると“西尾根ルート”というらしい。)を上りきって、9時10分に山頂(1287.2m)に着いた。

例年なら満員の筈の山頂も今日はガラガラであり、妻が持ってきたビニールシートを広げて一休み。アカヤシオは少ないものの、目の前に聳える女峰山の雄大な姿を眺めながらの休息は最高の気分であり、花がハズレだったのはむしろラッキーだったのかもしれないなあ。

さて、下山は、先程の御夫婦連れに教えてもらったルート(=帰宅して調べたところによると“鎖場コース”というらしい。)を使うことにするが、事前学習をサボったせいで、頼りに出来るのは目の前の踏み跡だけ。依然として明瞭ではあるが、途中、踏み跡が乱れているところでルートミスを犯してしまい、無念のUターン。

正規のルートに戻ってしばらく進むと、次の小ピークが視認できるようになり、どうやらその先の尾根を下っていけば良いらしい。アカヤシオの花も比較的多く目に付き、例年だったらここが“花のトンネル”になるんだろうなあ、と想像しながら唯一の鎖場を通過し、10時47分にバーベキュー広場の南側に到着。ここから先は往路と同じ舗装道路を歩いて、11時3分に駐車場に戻ってきた。

ということで、アカヤシオは残念だったが、ゆっくり歩いても3時間で周回できるこのコースはなかなかお手頃であり、いつの日か、また夫婦で歩いてみたいと思いました。