自宅から天狗鳥屋まで

今日は、“自宅から〜まで”シリーズ(?)の第二弾として、古賀志山の手前にある天狗鳥屋まで妻と一緒に歩いてきた。

妻も、先日(1月29日)の“自宅から多気山まで”で自分の脚力に少々自信をつけたようであり、二人して“森林公園くらいまでなら歩けるかもしれないね”と話し合ったのが今回の発端。とりあえず森林公園の方行に向かって2時間歩き、万が一たどり着かない場合にはそこから引き返すという計画で、午前8時58分に自宅を出発する。

まずは、前回とは別のウラ道を通って、9時33分に大谷街道と森林公園に向かう道との交差点に到着するが、ここはひとまず直進してそのすぐ先の道を北に入る。そこからは、向かう方行によって、いつも歩いている古賀志山から赤岩山まで、又は鞍掛山までの尾根を一望することが出来るので、ついつい妻を相手に山歩きに関する要らぬ講釈をしてしまう。

そうこうしているうちに、リンゴ園の脇を通って森林公園の駐車場に着いたのが10時16分。当初の予定では赤川ダムを一周するつもりだったが、意外に早く着いてしまったため、今まで登ったことのない天狗鳥屋に行ってみることを提案したところ、妻も快諾してくれたので、トリムコースの標識(10時21分)に従って北側の斜面に入る。

途中、直進すると鞍掛山方面に向かうと思われる分岐(10時41分)を左折し、少し下ってからその先の斜面をジグザグに上っていくと、10時52分に天狗鳥屋(365m)に到着。木の間に挟んであった可愛らしい山名板をお借りして妻に持ってもらい、証拠写真を撮った。

さて、出発してからほぼ2時間ということで、ここでおとなしく引き返していれば良かったのだが、見晴らしのきかないコブシ岩展望台のベンチに書かれた“50m先に見晴らしの良い岩棚がある”旨の落書き(?)を見つけてしまったのが運のツキ。間もなく現れた岩場はやはり樹木の中だったものの、踏み跡はその先も続いており、妻と相談の結果、このままこの未知のルートを使って下山してしまうことに決定。

まあ、結果的には、落書きにあった“見晴らしの良い岩棚”(11時12分)というのは、その岩場を下った先にあり、そこにたどり着けたのは良かったのだが、そこから先のルートは我々のような初心者夫婦が歩くようなところでは全くなく、両手両足にお尻を加えた五点支持で悪戦苦闘の末、枯葉まみれになりながらもなんとか釣堀付近の林道(11時33分)まで下りて来ることが出来た。

ということで、そこからは、森林公園駐車場(11時50分)〜大谷街道との交差点(12時32分)を経て、13時14分に無事帰宅。今回のような“冒険”は当分ご遠慮申し上げたいところであるが、妻と一緒のボッカ訓練(=今回の歩行距離は14.3km)はやはり楽しいものであり、“自宅から〜まで”シリーズの第三弾にも期待したいところです。