古賀志山で“カニの横ばい”

今日の早朝散歩は、趣向を変えて古賀志山のマイナー・ルート(?)を歩いてきた。

最近の古賀志山への早朝散歩は、10kgのウェイトをザックに入れてトレランコース(=ショートの方)を歩くというのが定番になっているのだが、正直、ちょっと飽きが来ていることも事実。そんなとき、山レコでgosenjyakuという方がカニの横ばいや縦ばいを紹介されているのをお見かけし、興味を持ったというのが今回の発端である。

場所としては、御岳と赤岩山の中間くらいになるのだろうが、そのレポートでは北コースから入って古賀志山の南斜面を大きくトラバースしていくルートが併せて紹介されていたので、ついでにそっちの方も真似させて頂くこととし、午前6時29分に森林公園の駐車場を出発。念のため、10kgのウェイトは自宅に置いてきた。

さて、北コースの水場を過ぎると、左手に小さな木橋(6時48分)が架かっており、ここが今日のルートの入口になる。しかし、チェックポイントを書いたメモを車の中に忘れてきてしまったため、そこから先のコース取りは極めていい加減。方向が違うのは承知の上でたどり着いた尾根は古賀志山の山頂と東稜見晴台のちょうど中間地点(7時24分)だった。

仕方がないので、そこから“シシ落しコース”を使って“三本桜分岐”(7時41分)まで下り、予定のルートに復帰する。これらのネーミングもgosenjyaku氏のレポートで学ばせて頂いたものであるが、その先をしばらく西方向へ向かって進んで行くと、滝コース(7時55分)を通り過ぎ、8時4分に“カニの横ばい”の入口に着いた。

まあ、剱岳には行ったことが無いので、本場との比較は出来ないのだが、ここの“横ばい”や三本松ピーク直下の“縦ばい”のスリルもなかなかのものであり、10kgのウェイトを家に置いてきたのは大正解。8時23分、ようやく三本松ピークに無事たどり着いてホッと一安心。

ということで、ここから先は御岳〜2回目の古賀志山頂と進み、最後は北コースを使って駐車場(9時20分)まで戻って来た。早朝散歩では、ついつい面倒になっていつも同じコースを歩いてしまうのだが、たまにはこんな“迷走”も楽しいものですね。