自宅から雲雀鳥屋

今日は、昨年から続いている“自宅から〜”シリーズの第三弾として、多気山と天狗鳥屋の間にある雲雀鳥屋まで妻と一緒に歩いてきた。

最初は鞍掛尾根の一部でも歩こうかと思っていたのだが、直前になって、14日に降った雪が凍結して残っている場合のことが心配になり、急遽目的地を変更。いつか自宅から歩いてみようと考えていた雲雀鳥屋ならネット上の山行記録をいくつか読んだときの記憶がまだ残っているということで、午前9時6分に自宅を出発する。

自宅から多気山までは昨年の1月29日に歩いているが、今回は多気不動尊(9時56分)経由で登ることとし、10時21分に山頂(376.9m)到着。妻も疲れている様子は見られないため、休むことなく“森林公園”の標識の示す方向へ下っていくと20分弱で前回と同じ林道に出るが、今回はこの林道を横切ってさらに北へ進み、10時44分に広い舗装道路へと降り立つ。

道路の反対側にある階段を上っていくと、鳥居の先に小さな御社が建っており、その裏手が雲雀鳥屋への登山口になっている。踏み跡は少々薄くなるが、テープやら空き缶やらの目印が付けられているため、迷う心配は皆無。一つ目のピークを越え、二つ目のピーク(11時3分)が山頂かと思いきや、実際にはまだまだ先があり、11時22分にようやく雲雀鳥屋山頂(362m)に到着する。

山頂といっても、文字が消えかかった山名板があるだけであり、見晴らしもないということで、立ったまま小休止しただけでさっさと下山に取り掛かる。下山ルートは特に考えていなかったが、すぐ西側には森林公園へと続くお馴染みの舗装道路が通っている筈であり、所々に赤テープの付いた踏み跡をたどって行けば、いつかそこに出られるだろう。

ところが、その踏み跡は尾根伝いにどんどん北西へ続いており、なかなか道路の方へ向かってくれない。そのうち、ゴルフ場の構築物が見えてきたため、仕方なく踏み跡から外れてちょっとした藪漕ぎ。妻からは“プチ遭難?”とからかわれてしまったが、ほどなく荒れた作業道が現れ、それをたどって12時4分に舗装道路に出ることが出来た。

ということで、途中、コンビニに立ち寄ったりしながら、13時25分に自宅に帰ってきた。総歩行距離は12.5kmだったが、これまでの“自宅から〜”シリーズに比べ、山歩きの部分が多かったせいで、さすがの妻も最後はちょっと疲れたみたい。実は、もう一箇所、自宅から歩いてみたい山があるので、これに懲りずにまた付き合ってください。