E.T.

今日は、「午前十時の映画祭」の中の一本である「E.T.」を家族で見に行ってきた。

1982年の公開ということで、俺自身は、ロードショーは勿論、TVやビデオで何度となく見てきた作品であるが、娘にはこれまで一度もまともに見せた覚えがない。実は、長男が小さかった頃にビデオを借りてきたことはあるのだが、彼が冒頭のシーンを怖がったために途中で見るのを止めてしまい、我が家における「E.T.」上映はそれっきりになっていたんだよね。

そんな訳で、どうせ見るなら映画館のスクリーンで見た方がずっと良いということで寝坊が趣味の娘を説得し、午前10時に間に合うよう自宅を出発。残念ながら少々こじんまりとしたスクリーンでの上映ではあったが、若かりし頃のスピルバーグ作品の楽しさを久しぶりに堪能させていただいた。

まあ、内容については今さら説明するまでもないのだが、記憶の中では少々ダレるような印象のあった中盤も実際には決してそんなことはなく、エリオットが初めて空を飛ぶシーン以降、俺の衰えた涙腺は緩みっぱなし。家族と一緒ということもあったのかもしれないが、これまで見た中でも一番素直な気持ちで拝見することが出来たような気がする。

ということで、娘も大いに気に入ってくれたようであり、我が家の「午前十時の映画祭」初体験はまずは大成功。一本の上映期間が一週間と短いため、なかなか都合がつかないことも多いのだが、機会を見つけてまた見てみたいと思います。