雄国沼のニッコウキスゲ

今日は、被災地支援(?)の第二弾として、妻と一緒に福島県にある雄国沼にニッコウキスゲを見に行ってきた。

沼に一番近い金沢峠は、この時期マイカー規制が行われているということで、まずはシャトルバスの発着地点である県営雄国萩平駐車場へと向かう。休日千円の割引制度が終了したためすっかり交通量の減った東北道を快調に飛ばしていくと、予定よりもかなり早く、シャトルバスの始発時刻である午前6時前に駐車場に着いてしまった。

予想に反し、広い駐車場に止まっている車は4、5台程であり、片道500円の切符を往復分購入してから、バスに乗り込んで待っていると時刻表どおり6時丁度に出発。すれ違いの難しそうな狭くてそれなりの傾斜のある坂道を30分近く走っていくと、終点の金沢峠に到着する。

下界の天気はいまいちだったのだが、ここまで上ってくると上空には青空が広がっており、展望台からは雄国沼の様子を一望することができる。さらに展望台の右手にある階段状の緩やかな斜面を沼まで下りていくと、立派に整備された木道の上からニッコウキスゲの群落を間近に観察できるようになる。

正直、ネット上の写真から想像していたのより規模は小さく、満開の時期を過ぎていたため、花の状況も萎んだものが目立ったが、まあ、青空の下の湿原探索はとても気持ちが良いものであり、妻と“ネットで満開の記事を読んでから来たのでは、もう手遅れなんだねえ”などと話しながらゆっくり散歩を楽しんだ。

ということで、その後、有名な喜多方ラーメンで朝食をとるため、車で喜多方市内へと移動。市役所の駐車場の隣にある「坂内食堂」の前には早くも行列が出来ていたが、ここのラーメンは昔家族で来たときに食べたことがあるので、今回は「あべ食堂」というお店まで足を伸ばして美味しいラーメンをいただきました。