釈迦ヶ岳を県民の森から

今日は、手頃なロングコースの第二弾として、高原山の釈迦ヶ岳を県民の森から歩いてきた。

釈迦ヶ岳には過去3回登ったことがあるのだが、大間々台からの周回コースで4時間強、鶏頂山又は西平岳経由ではいずれも3時間程度といったところで、ロングコースとしては少々物足りない。そこで、今回は県民の森からミツモチ山経由で歩くという計画を立て、午前6時過ぎに矢板市にある県民の森総合管理センター前の駐車場に到着。

事前情報では、キャンプ場のところにミツモチ山への登山口があるという話だったが、困ったことにこのキャンプ場が見当たらずにウロウロ。しかし、まあ、どこかに標識くらい立っているだろうと6時14分に駐車場を出発し、GPSで大体の方角を確認しながら歩いていくと、しばらく先で“キャンプ場0.9km”の標識(6時27分)を発見。

意外に距離はあるものの、沢山歩くことが今日のテーマみたいなものなので、気にせずにそのまま樹林帯の中を歩いていくと、一度車道に出たところのすぐ先に“ミツモチ山4.1 km”の標識(6時45分)が立っており、ようやく本格的な登山ルートに入ることが出来る。しかし、落葉した明るい雑木林の中の登山道はなかなか良い雰囲気で、気分は上々。

第一展望台分岐(7時29分)の先の曲がりくねった林道にはショートカット用の階段が用意されており、それを上って7時41分に標識やベンチの設置された山頂らしき場所に着くが、肝心の山名板はそこを右手に入った展望台の傍らに立っており、7時43分にミツモチ山の山頂(1248m)に到着。

その先のやしおコースは復路に利用することとし、往路は先程のベンチのところまで戻って青空コースを進む。ここからは釈迦ヶ岳の様子がハッキリ見えるが、気持ちの良い青空の下、頂上付近には一片の雲もかかっておらず、今日こそは山頂からの360°の眺望が満喫できそうな予感。

8時13分に八海山神社方面への登山口に着くと、ここから先はお馴染みのルートということで、八海山神社(8時37分)〜矢板市最高点(8時44分)と進み、8時52分に釈迦ヶ岳分岐に到着。釈迦ヶ岳山頂付近の急坂には過日降ったらしい雪が残っていたので、滑らないように注意しながら上り、9時45分に釈迦ヶ岳山頂に着いた。

山頂からの眺めは期待どおり素晴らしいもので、4回目にして初めて日光の山々まで一望することが出来たが、今日は先が長いのでそうゆっくりもしていられない。軽く腹ごしらえをした後、10時37分に釈迦ヶ岳分岐まで引き返し、ここから剣ヶ峰(10時39分)〜大入道(11時14分)〜小間々台(11時46分)〜大間々台(12時10分)と順調に進んで、12時12分にやしおコースへの分岐を左に入る。

やしおツツジの時期には多くの人が利用するであろうこのコースも、今日は大丸(12時36分)のところで一組の夫婦連れとすれ違っただけ。12時52分に本日二度目のミツモチ山山頂を通過した後、第一展望台分岐(13時4分)は左へのルートを選んで第二展望台(13時24分)〜第一展望台(13時34分)へと進み、今後のためにキャンプ場の駐車場(13時53分)を確認してから、14時19分に駐車場まで戻ってきた。

ということで、最初からキャンプ場の駐車場を利用していれば総所要時間(8時間5分)をいくらか短縮できたのだろうが、歩行距離の方は28.2kmと11月3日に歩いた記録を僅かながら更新することが出来た。なお、高原山一帯は携帯の繋がりにくい地域であるが、釈迦ヶ岳山頂手前の鶏頂山分岐のところではアンテナが2本立ち、ちゃんと自宅にメールも出来ました。