雪の鞍掛尾根

ようやく古賀志山にも雪が積もったということで、待ち望んでいた近場の“雪山”をじっくりと味わうため、今日の早朝散歩は鞍掛尾根からのロングコースを選択。

雪のせいか、森林公園の駐車場(=路肩の方)には車が一台も止まっておらず、そんな中を午前6時50分に出発する。駐車場のすぐ先にある林道入り口を右折していつもの近道に入るが、一部を除き、雪の上には他の人の靴跡は付いておらず、ひょっとしたらと期待しながら鞍掛山の登山口へ。

しかし、残念なことに登山道には(昨日付けられたものか)ハッキリとした靴跡が残されており、まあ、市内でも人気のこの山でバージンスノーを望む方が間違いと自分に言い聞かせながら、いつもの尾根コースを上って行く。早朝ということで雪はしまっており、急登箇所以外は特に歩きづらいという訳でもない。

ところが、鞍掛山頂の表示のある所を過ぎると、雪上の靴跡は全て岩コースを使って下山する方へと向かっており、鞍掛尾根方面には靴跡一つ付いていない! お陰で、ここから559ピーク手前までの間は一面真っ白な雪の上を歩くことが出来て大満足。いつも歩き慣れたコースがとても新鮮に感じられた。

ということで、流石にいつもより時間がかかってしまい、古賀志山の山頂から階段コース〜林道を使って駐車場に着いたのは10時54分。慣れたコースなのと、岩があると却って滑り易いかと思い、持参した軽アイゼンは使わなかったが、それ用に履いてきた革製の登山靴はいつものスニーカーよりも歩き易く感じられました。