ベッドタイム・ストーリー

先日の「DRAGONBALL EVOLUTION(2009年)」の厄払いを兼ね、家族でディズニーの「ベッドタイム・ストーリー」を見てきた。

子供たちを寝かしつけるために適当にでっち上げた物語をベッドで話してあげると、翌日、その物語に子供が勝手に付け加えたオチが現実になってしまう、というファンタジーなんだけど、正直言って子供だましだね。

まあ、ディズニー映画を見に行って“子供だまし”と腹を立てるのもおかしな話なんだけど、去年拝見させて頂いた「魔法にかけられて(2007年)」は大人でも十分楽しめたし、本作は主演がアダム・サンドラーということで、ちょっと欲を出してしまったんだよね。しかし、それにしても、子供の考えたオチというのが全然面白くないし、正直、お子様向けファミリー映画としてもあまり出来の良い作品ではないと思う。

ということで、ファンタジー映画という割にはCGなんかもあまり使われていないようであり、随分と安い製作費で仕上げたような印象が強い。うーん、「DRAGONBALL EVOLUTION」の呪いは、そう簡単に解けないのかも知れません。