今年の６月に大間々から剣ヶ峰〜大入道〜小間々を経由する周回コースを歩いたんだけど、今回は、この途中に高原山系の最高峰である釈迦ヶ岳までの往復を組み入れてみた。
前回と同様、大間々に車を止めて午前８時過ぎに出発。やはり登山道に入ってからの最初の登りはちょっと辛かったものの、特に休むこともなく歩き続け、８時半頃に八海山神社に着いた。お天気の方は、風は強いものの青空が広がっていたんだが、ここから見える釈迦ヶ岳の頂上には帽子のような雲がかかっており、ちょっと不安になる。
続いて、剣ヶ峰手前の分岐から釈迦ヶ岳を目指す。ここは初めてのコースであるが、道ははっきりしているので迷うような心配はない。しかし、進むに連れて天候は悪化する一方で、北からの強風に交じって時折白いものが舞うような状態。そんな中、何箇所かあるきつい登りを、どなた様かが設置してくださったロープの助けを得ながらなんとか登り切り、９時40分に釈迦ヶ岳の山頂に立つことができた。
とはいっても、案の定、山頂は雲の中であり、眺望は全くない。まあ、ここへは鶏頂山の方から登るコースもあるらしいので、次回はそっちの方を試してみようと思いつつ、一休みしただけで早々に下山にとりかかり、10時30分に剣ヶ峰手前の分岐まで戻ってきた。この分岐から釈迦ヶ岳までの往復に要したのは約１時間40分というところ。
ここから先は半年前に歩いたばかりのコースなので、何の問題もなく大入道（11時10分着）〜小間々を経由して12時20分に大間々の駐車場へと辿り着いた。途中、コースが笹に覆われてしまっているような所が数か所あったが、登山靴を脱ぐとき、笹のおかげで靴表面の汚れがきれいに落ちていることに気付き、ちょっと得した気分になった。
ということで、“今日のiPod”は、桜沢の手前辺りからBette Midlerの「Sings the Rosemary Clooney Songbook」を聴きながら歩いた。この続編として「Sings the Peggy Lee Songbook」っていうアルバムもあるんだけれど、親しみやすい曲が多い分、前者の方が好みです。
