ハワイ旅行(第4日目) シークレット・アイランド

いよいよ今日は、ハワイで遊べる最後の日。M家の人々はハワイ島1日観光(!)、N家の人々は、昨日OLI OLI-phoneで予約した「シークレット・アイランド」に行く予定です。

大型バスで、ワイキキのあちこちのホテルを回ってお客を集めてから、ようやく出発。ガイドさんの説明では、シークレット・アイランドというのはあのクアロア牧場の敷地内にある島なのだそうです。

牧場に着くと、今度は渡し船のようなボートに乗り換えて、いよいよシークレット・アイランドに上陸です。島の裏側にある桟橋にボートを着け、密林(?)の中を歩いていくと、間もなく南側のビーチに出ました。プライベートビーチなのでしょう、ツァー客以外は誰もおらず、とても静かできれいでした。

最初は、船で沖に出てシュノーケルをします。一昨日、初めて体験したばかりなのに、いきなり足の着かないところでシュノーケルをするのはちょっと冒険ではありますが、ライフジャケットと棒状のフロートを貸してくれるので、まぁ何とかなるでしょう。

2階建て(?)のクルーザーに乗って、いざ出発です。途中、この島の付近で映画「ジュラシック・パーク」のロケがあったという説明がありましたが、そう言われれば、山の形に見覚えがあるような気もします。

ビーチから数百メートル離れたところでクルーザーは停泊し、ここからシュノーケル・ポイントまで泳いでいきます。そこには、リーフの上にエサの入ったかごが複数置かれており、その回りではたくさんの魚が群れておりました。ただ、海面からリーフまで距離があるのと、透明度がイマイチだったため、あまりよく見えなかったのが残念です。

それと、外海なので結構波があります。ライフジャケットを着けているので子供でも危険性はないのですが、そのせいで泳ぎづらく、必死に足を動かさないとなかなか前へ進みません。正直、相当疲れました。

という訳で、クルーザーに戻って一休みしていると、長男がクルーザーの2階デッキにすべり台が付いているのを発見し、早速挑戦することになりました。すべり台といっても、端から海面までは3m以上あるので、かなりの勢いで海面に激突し、大きな水しぶきが上がります。

せっかくの機会なので夫もトライしてみたところ、それを見ていた娘が「私もやる」といって、続いてドボン! ライフジャケットを着けているので、溺れる心配はなく、結構おもしろかったですよ。

シュノーケルの後は、シークレット・アイランドのビーチに戻って、自由に遊びます。N家の人々はシーカヤックを試してみました。最初は、転覆したらどうしようと少し不安でしたが、ビーチの付近は波が静かなこともあり、意外に安定しています。1人乗りから3人乗りのものまでいろいろ乗ってみましたが、全然危なくなかったです。

このほかにも、各種フロートに掴まって波に漂ったり、砂遊びをしたり、どちらかというとのんびり時を過ごしました。長男はダーツに熱中していましたね。昼食があまりおいしくなかったことと、仮設トイレが汚かったことを除けば、まぁ満足できる内容です。

ホテルに戻って、ビレッジ内を散策しました。いろいろなブランド店のほかに、ABCストアやDFSまでそろっているので、とても便利です。娘は「幼稚園の先生へのお土産」ということで、キャンドルを2個買いましたが、値段は少々お高めでした。

夕食の後、ビーチのほうに行ってみると、夕焼けの空にさそり座がかかっているのが見えました。日本では地平線のちょっと上の方までしか昇らないこの星座が、中空まで昇っているのを見たとき、今さらながら「ハワイに来たんだなぁ」としみじみ思いました。

遅くなってからM家の人々もハワイ島1日観光から戻って来ました。とても感動したらしく、「キラウエア火山が凄かった」などと少々興奮気味に話しをしておりました。