羽黒山の蝋梅はまだ咲き始め

今日は、妻と一緒に宇都宮市の北部に位置する羽黒山を歩いてきた。

とうとう県内にもコロナの緊急事態宣言が発令されてしまったが、まあ、我が家の山歩きは昨年末から既に自粛モードに入っており、今後もしばらくの間は“散歩”の延長線上にあるような山歩きで我慢しなければならない。そんな訳で、今回選択したのは5年前にやはり妻と二人で歩いた羽黒山であり、午前8時半頃にユッピーの森の駐車場に着く。

身支度を整えて8時27分に歩き出す。俺の知る限り、この山には前回歩いたコース以外に一般の登山者が歩けるようなコースは存在しないはずであり、前回同様、“だいだら・ユッピー”の標識に従って階段状のルートを上って行く。すると、だいだら坊の岩への分岐に到着したのは8時56分のこと。

大した岩ではない故、妻が憶えていたらパスしてしまおうと思っていたが、記憶は曖昧との回答に再びだいだら坊の岩方面へ進む。しかし、9時1分に着いただいだら坊の岩は、俺の記憶にあったものより巨大であり、人間の記憶っていうのは当てにならないもんだなあと変な感心をしながら分岐まで引き返す。

さて、9時14分に参道と合流し、その先のカラッソ坂(9時23分)を上って行くと、上り切ったところの左手にお目当ての蝋梅(9時29分)が咲いている。5年前に比べると開花状況はやや遅れ気味のようであり、まだほんの2、3分咲き程度だが、可愛らしい蕾も結構目立つので見応えは十分。

その後、羽黒山神社(9時40分)~羽黒山頂(457.9m、9時51分)とルーティンを済ませてから再び蝋梅のところへと引き返し、そこのベンチに座って本格的なお花見のスタート。温かいコーヒーを飲んだ後、お互いにスマホで撮った花の写真を見せ合ったのだが、おそらく、両者とも自分のほうが上手いと思っているのだろう。

期待したより気温は上がらず、ポカポカ陽気にはならなかったが、10時32分に下山に取り掛かると、ルートはやはり前回と同じであり、だいだら坊の岩分岐(10時43分)~参道入口(11時1分)と歩いて、11時20分に駐車場まで戻ってくる。本日の総歩行距離は5.9kmだった。

ということで、途中、モスバーガーに寄って本日の昼食を購入してから無事帰宅。久しぶりのお花見は楽しいものであり、6年前に訪れた宝登山の蝋梅もまた見てみたいが、とりあえずはコロナの収束を待つしかない。仕方がないので、しばらくは鞍掛尾根でも散歩して体力維持に努めたいと思います。