軽井沢&霧ヶ峰旅行(第1日目)

今日は、妻&娘と一緒に軽井沢&霧ヶ峰旅行に出掛ける日。

当初は一泊二日で長野県の蓼科山を歩いてくる予定だったのだが、あいにくの天気予報のため、急遽、計画の見直しを断行。宿は蓼科高原の女神湖付近に予約してあるので、今日は久しぶりに軽井沢の街中をブラブラして一日暇を潰し、明日、小雨程度であれば霧ヶ峰の最高峰である車山周辺を歩いてくることにした。

さて、上空は予報どおりの曇天であり、ドライブ中は時々小雨もパラついていたが、午前10時頃に旧三笠ホテルの駐車場に着いたときには雨は上がっていた。国の重要文化財に指定されているこの建物は、子どもたちが小さかった頃に一度訪れている筈であるが、当時、まだ就学前であった娘は何も覚えていないそうであり、中に入ってじっくり見学。まあ、我が家の血筋にはあまり縁のなさそうな場所であるが、意外に質素な造りが好印象であった。

見学後は街中まで引き返し、旧軽井沢銀座通りの一本南にある道沿いの駐車場に車を置いて街歩きのスタート。まず、軽井沢会のテニスコートの向かい側にあるジェラード屋や和菓子屋で軽く小腹を満たしてから銀座通りに入り、通りの左右に立ち並ぶ様々なお店を一軒々々見て回る。

俺の目からはどれもこれも同じように見えるのだが、娘に言わせるとこれだけ雑多な種類のお店が混在している商店街は珍しいとのこと。まあ、こちらとしては彼女らに喜んでもらえればそれで十分であり、アップルパイやソーセージ(=美味しかったので自宅にも送ってもらったが、腸詰屋というのは那須にもお店があるらしい。)を食べながら、のんびりとウィンドウショッピングに付き合わさせて頂いた。

その後、聖パウロカトリック教会に立ち寄ってから駐車場に戻り、次の目的地である軽井沢千住博美術館に向う。正直、千住博という日本画家に関する予備知識は皆無であったが、観光ガイドに紹介されていたとおり、壁で区切られていない開放的な展示スペースはとても快適。岩や樹木といった周囲の景色を省き、純粋に水の落下だけで滝を表現した“ザ・フォール・ルーム”もなかなか面白かった。

ということで、そろそろ疲労も溜まってきたので妻が予約をしてくれた「オテル・ド・ミロワール」という今晩の宿へ移動。チェックイン後、妻と二人で出掛けた女神湖では雨に降られてしまったが、ペンション自体の雰囲気はとても静かで落ち着いており、フルコースの晩ご飯もとても美味しかったです。