娘を連れてクリンソウ見物

今日は、妻&娘と一緒に日光千手が浜のクリンソウを見に行ってきた。

梅雨入り目前の土曜日ということで、昨晩、どこか歩いてこないかと妻&娘に相談を持ちかけたところ、返ってきた答えは“千手が浜のクリンソウ見物”。過日地元紙の一面で紹介されたばかりなので、低公害バスの発着地点である赤沼駐車場は相当の混雑が予想される(=したがって、早起きが必要!)旨を指摘したところ、6年前のことを覚えていた妻からの提案で“菖蒲ヶ浜から歩いて行けば良い”ということになった。

さて、午前8時40分過ぎに竜頭の滝臨時駐車場に着くと、広い駐車場はまだスカスカであり、そこに車を止めて歩き出す。中禅寺湖の湖畔に続く遊歩道はそれなりの賑わいを見せており、ザックに山靴という登山スタイルが主流を占める中ではジーパンにスニーカー姿の我々はむしろ異色の存在。しかし、足に優しいフカフカの遊歩道は娘も気に入ってくれたようであり、1時間半くらい歩いて千手が浜にたどり着く。

湖岸の流木に腰を下ろし、持参したおにぎり等で空腹を軽く満たしてから仙人庵に向かうと、そこではお目当てのクリンソウが今や盛りと咲き誇っており、それを見るために多くの観光客が訪れている。我々もそんな人々に混じって園内を一周してみたが、正直、それほど草花等に関心が高い訳ではないので20分も見ていればもう十分。

低公害バスの発着所にはすでに長い行列が出来ており、最初に来たバスには乗れなかったが、次のバスに乗って赤沼駐車場へ移動する。もうお昼過ぎだというのに駐車場は依然として満車状態であり、ここに車を止めなかったのは大正解と思いながら、バスの乗継ぎ時間を利用して戦場ヶ原のワタスゲ見物。こちらでも多くの観光客が写真撮影に励んでいた。

その後、東武バスに乗って竜頭の滝に向かうが、下りたバス停から臨時駐車場までは大した距離ではないので、俺が一人で車を取りに行き、バス停付近に待たせておいた妻&娘を無事回収。ここまでほぼ俺の計画どおりに進んだのだが、妻から“赤沼で待っていれば2人分のバス賃が節約できたね”と指摘されて面目丸潰れ。まあ、俺の計画なんて所詮その程度のものである。

ということで、最後は湯本温泉の奥日光高原ホテルの日帰り入浴でゆっくり汗を流し、本日の予定はすべて終了。湯本らしく硫黄分の強い温泉だったが、以前利用させて頂いたお隣の小西ホテルに比べると肌へのピリピリ感は少ないようであり、(多分)同じ源泉を使用しているにもかかわらず、この差は何に起因するのでしょうか。