無風快晴の雨巻山

今日は、妻&娘と一緒に益子町にある雨巻山を歩いてきた。

娘を連れてこの山を歩くのは、先月中旬、三人で晃石山を歩いたときからの約束だったのだが、思っていたより早い時期にチャンス到来。ちょっと気温は低めだが、風はほとんど無いし、上空には青空が広がっているということで、楽しいハイキングになることは約束されたようなものであり、期待に胸を膨らませて午前9時半頃に大川戸駐車場に着く。

さて、9時34分に駐車場を出発すると、前回(=2014年8月17日)同様、しばらくの間は舗装された林道を歩いて行く。楽チンなので、先日読了した「神道の成立」からのいい加減な知識をひけらかしたり、スマホ用「ファイアーエムブレム ヒーローズ」の話題なんかをペチャクチャしゃべっていると、あっと言う間に尾根コースへの分岐(10時18分)に着いてしまう。

ようやくここから山歩きらしくなってくるが、林道歩きでウォームアップ十分の娘はいたって元気。まだ心肺機能が弱いので傾斜がきつくなるとすぐにハアハアしてしまうのだが、母親譲り(?)ののんびりとした歩行スピードで一歩一歩着実に進んでいき、11時6分に雨巻山(533.3m)の山頂に到着する。

すでに4、5組の登山者が休憩していたが、我々も空いているベンチを見つけて大休止。歩き出してからまだ1時間半しか経っていないこともあって娘は余裕の表情であり、うん、これならピストンではなく、前回とは違う方の“縦走路”を使って下山することにしても大丈夫だろう。

さて、再出発(11時33分)後は、しばらくの間、雑木林の中に続く気持ちの良い縦走路を進んで行く。ちょっぴり心配していた猪ころげ坂(11時59分)の下りも無難にクリアし、あとは大川戸駐車場までダラダラと下っていくだけだと勝手にイメージしていたのだが、実際の縦走路には細かいアップダウンが連続しており、う〜ん、娘の苦しそうな息遣いを聞いているとこっちまで息苦しくなってくるんだよなあ。

まあ、このへんは俺の事前学習不足が原因だった訳だが、ようやく御嶽山手前にある7番の分岐(12時50分)にたどり着いたときには、父娘揃ってホッと一息。余裕があるようなら立ち寄ってみようと思っていたピザ屋さんも、“先にお風呂に入ってさっぱりしたい”ということで素通りしてしまい、13時23分に駐車場まで戻ってくる。本日の総歩行距離は6.8kmだった。

ということで、前回同様、「道の駅はが ロマンの湯」で汗を流してから無事帰宅。県内の山としては非常に整備が行き届いている雨巻山自体に何の不満も無いのだが、近くに魅力的な日帰り入浴施設の無いことだけが大きな欠点であり、昨年オープンしたばかりの「道の駅ましこ」に入浴施設を併設しなかったのは何故なんでしょうか。