行道山〜両涯山縦走

今日は、妻と一緒に足利市の行道山から両涯山までの縦走路を歩いてきた。

前回の安戸山がちょっと地味過ぎたため、今回は足利市内の1社2寺を巡る見所満載の縦走コース(?)を企画。往路に「あしバス」なる市営バスを利用すれば、前回(=本年2月)のようにピストンで歩かなくても済むため、歩行距離は10km以内に収まりそうであり、バスの時刻に遅れないように午前8時前に織姫神社前の駐車場に到着する。

まずは「足利学校東」というバス停まで歩き、そこでバスの来るのを待っていると、8時21分発のバスがほぼ定刻どおりに到着して無事乗車。まばらな乗客の中、登山客らしいのは我々以外に単独の男性が一人居るだけであり、座席に座って車窓の景色を眺めているとやがて終点の「行道山」に着く。

ここでGPSのスイッチを入れ、現在位置を捕捉するのを待って8時42分に歩き出す。途中、公衆トイレに立ち寄った後、次第に傾斜が強まる舗装道路を歩いて行くと、9時8分に行道山浄因寺の駐車場に到着。奥の長い石段を上り、山門を2つくぐるとようやく本堂に着くが、巨石の上に建つ清心亭(9時27分)はまだ鍵が閉まったままだった。

さて、名物の寝釈迦(9時42分)のところまで妻を案内し、そこで行道山の山頂に関する蘊蓄を披露してみたが、彼女の方ではそんなことには全く興味が無いようであり、仕方がないので稜線(9時56分)に出た後は素直にそこを左折。10時2分、行道山の山頂候補の一つである石尊山見晴台(441.7m)に着くことが出来た。

山頂のベンチでしばらく休憩した後は、大岩山(10時29分)を通過して10時42分に舗装道路の終点に出る。前回はその先を尾根伝いにショートカットしてしまったのだが、今回は舗装道路を歩いて大岩山毘沙門天(10時49分)に立ち寄り、お参りを済ませた後、標識(11時2分)の所から山道に復帰する。

その後、舗装道路(11時26分)を横断し、何度かのアップダウンを繰り返した後、12時8分に両涯山(251m)到着。山頂の先の見晴台で休んでいた先客が席を立つのを待ってからそちらに移動し、持参した食料と温かいコーヒーで疲れを癒やす。

さて、12時44分に再出発した後は、織姫神社(13時30分)を経由して13時35分に駐車場まで戻ってくる。総歩行距離は9.5kmだったが、晴天でほぼ無風という絶好のコンディションに恵まれたこの日の山歩きは大成功の出来であり、これで途中に売店でもあれば高尾山の縦走コースにも十分対抗できるのではなかろうか。

ということで、お待ちかねの日帰り温泉は、以前にTVで紹介されているのを見た「東葉館」を利用する。織姫神社からはちょっと距離があるが、開放的な露天風呂を備えた入浴施設はなかなか立派なものであり、久しぶりにゆっくり出来たこともあって妻も大満足。途中、「ココファーム」に立ち寄ってお正月用のワインを購入してから家路につきました。