行道山

今日は、超お久しぶりのお手頃なロングコースの第16弾ということで、足利市の行道山を歩いてきた。

この山はいつものように周回コースで歩くのが難しく(=復路で市街地を長時間歩かなければならない。)、最初から織姫公園からのピストンで歩こうと思っていたのだが、問題はどこを折返し地点にするかということ。以前歩いた藤坂峠まで行ければ理想的なのだが、ちょっと距離がありそうであり、出発してから3時間というのを一つの目安にして、6時35分に出発。まあ、馬打峠と藤坂峠の中間にある388mの三角点ピークまでなら何とか行けるだろう。

両崖山(251m)までは妻と一緒に歩いているので、何の問題も無く7時ちょうどに到着。その後、7時19分と33分に車道を横切って歩いて行くと、舗装された駐車場のようなところの先に分岐(7時41分)があり、ここを左に入ってしばらく上ったところが大岩山(417m。7時49分)だった。

ここまでのルートは「関東ふれあいの道」に指定されており、事前学習によると、次の三角点ピーク(441.7m。7時59分)をもって今日の目的地である行道山の山頂とする説も有力らしいのだが、実際は“石尊山見晴台”の表示があるだけ。

関東ふれあいの道」はその先の分岐(8時3分)から浄因寺方面へと下っていってしまうが、そのまま尾根筋の明瞭な踏み跡をたどって行くと8時5分に434mピークに到着する。そこには小さいながら“行道山”の山名板が一枚掛けられており、地形図の表示を見てもこちらのほうが行道山の山頂に相応しそうな気がする。

さて、その少し先を一気に下って行くと8時21分に行道峠に着くが、そこには石杭と「休猟区」の看板しか立っていない。しかし、310mピーク(8時25分)の先にも地形図の表示どおりに踏み跡は続いており、8時29分に再び「関東ふれあいの道」と合流する。

この先でも何度か「関東ふれあいの道」は尾根筋を外れてしまうが、往路は出来るだけ尾根筋に沿って歩くように心掛け、ちょっとした藪コギを経て8時42分に馬打峠着。車道を横切って進んでいくと、一応の目標にしていた三角点ピーク(388m。9時13分)に着くが、まだタイムリミットには20分以上余裕があるので、さらに先に進む。

その先の石の祠のあるピーク(9時32分)でほぼ3時間になるが、ここに着く前から藤坂峠まで行ってしまおうと心に決めており、最後の319mピーク(9時47分)を越えて9時52分にようやく藤坂峠に到着。予定を17分ほどオーバーしてしまったが、3年前の記録と合わせればこれで赤雪山〜仙人ヶ岳までのルートが繋がったことになり、ちょっとだけ自己満足に浸る。

さて、浄因寺の寝釈迦も見てみたいので、復路は「関東ふれあいの道」を忠実にたどることとし、石の祠のあるピーク(10時19分)〜388mピーク(10時44分)〜馬打峠(11時8分)と引き返した先の分岐(11時21分)を“行道山浄因寺1.3km”の表示に従って直進する。

ずいぶん下ってしまうので、上り返しが大変だなあと思いながら歩いていると、ようやく行道山浄因寺の駐車場(11時38分)に到着し、その先の長い石段を上っていく。境内はそれなりの観光地になっているらしく、何人かいらした観光客らしき方々に教えてもらって寝釈迦(11時52分)とご対面。もうひと上りすると、11時59分に尾根上の分岐に着くことが出来た。

ここから先は往路と同じルートを引き返すだけであり、多くの登山者に交じって石尊山見晴台(12時2分)〜大岩山(12時13分)〜両崖山(13時3分)と歩き、13時28分に織姫公園到着。総歩行距離は23.3kmだった。

ということで、434mピークから行道峠までの下り部分を除けば、比較的アップダウンの少ないコースであり、冬場のトレーニングにはうってつけ。機会があれば、織姫公園から仙人ヶ岳まで一日で縦走してみたいところです。