仙台観光(第1日目)

今日から娘が冬休みに入ったので、家族と一緒に一泊二日で仙台に遊びに行くことにした。

一番の目的は、現在開催中の“SENDAI光のページェント”を見ることだが、これだけでは何なので、ネット上で様々な観光情報を調べてみたところ、ブログ等で紹介されている旅行記のほとんどが“青葉城周辺&牛タン”と“松島”によって占められており、我が家も素直にこのパターンを踏襲させて頂くことにする。

新幹線を使って午前中に仙台駅に着いたので、“るーぷる仙台”という観光用の市内循環バスに乗ってまずは瑞鳳殿へ。ここは伊達政宗を祀る霊廟であるが、戦災で焼失したものを1979年に再建したということで、まあ、有り難味は薄いのだが、併設の資料館において再建に先立って行われたお墓の発掘調査の様子がビデオ映像で見られたのが印象に残った。

その後、再び循環バスに乗って青葉城址へ向かう。ここにある政宗公騎馬像が仙台観光の目玉なんだろうが、今日はその像のバックに大きな虹も見ることができてちょっと幸せな気分。あまり期待していなかった資料展示館も、館内で上映されていた“仙台城を最新、精密なコンピュータグラフィックスで再現”した映像の出来がなかなか素晴らしく、意外に面白かった。

ここでお昼の時間になったので、この資料展示館の向かいにある「伊達の牛たん」青葉城店で昼食をとることにする。有名店らしいのだが、このときは比較的空いており、俺と娘は数量限定の極厚芯たん定食、妻は牛たん定食(ミックス)をゆっくりと味わうことが出来た。

ホテルのチェックインにはまだ時間があるので、食後は、今夜の光のページェントの下見を兼ねて定禅寺通りをブラブラ。隣接する勾当台公園に特設の屋外スケートリンクがあったので家族3人で滑ってみたが、久しぶりなのと慣れないスケート靴に予想外の大苦戦。早々に切り上げて仙台駅前のホテルへと向かう。

ホテルで休憩した後は、光のページェントを見るため午後5時前に地下鉄に乗って再び定禅寺通りへ向かう。今日はサンタパレードがあるということで、沿道には既に人垣が出来ており、我が家もそれに加わってしばらく待っていると、5時半のパレード開始とともにケヤキ並木に付けられたLED電球が一斉に点灯。思わず周囲から歓声が上がる。

ということで、その後はパレードを見物したり、イベント会場で行われていた様々な催しを楽しませて頂きながら、クリスマス気分を満喫。時折、霧のような小雨が降るコンディションではあったが、幸い傘が必要になるほどではなく、家族そろって楽しい一夜を過ごすことが出来ました。