秋の東京見物

今日は、家族で久しぶりに東京見物に行ってきた。

最初の目的地は、現在建設中の東京スカイツリー。都営浅草線押上駅の出口を出て振り返ると、早速、そこには巨大なスカイツリーが聳えているのだが、一緒に建設中のビルが邪魔になって全体を見ることが出来ない。

通りまで出ると橋の上で大勢の観光客の皆さんがカメラを構えているので、我が家もそこへ加わって記念写真を撮ったが、何分、ツリーが大き過ぎて妻&娘と一緒の構図に収めるのに大変苦労する。その後、川沿いの道をツリーを眺めながら業平橋まで歩いたが、途中にあった看板によると、現在のツリーの高さは497mとのことであった。

次に浅草に移動して、先日、TVで紹介されていた大黒家で昼食をとることにする。たまたま今日は酉の市が開催されており、人込みでごった返す仲見世を横断して大黒家まで来てみると、まだ11時前だというのに店の前には行列が出来ていた。しばらく待っていると、ようやく開店したらしく並んでいた人が次々に店の中に入っていく。

そして、次が我が家の番というところでちょうど満席になってしまったのだが、お店の人が別館の方へ誘導してくれたので、まあ、味に変わりはないだろうとそちらへ移動。俺と娘はTVで見た海老天丼(@1,900円)、妻は天麩羅定食(@2,050円)を注文したのだが、ツユだくの天丼は評判どおり大変美味しかった。

食後、腹ごなしに浅草をブラブラしてから六本木へ向かい、国立新美術館で開催中の“没後120年 ゴッホ展−こうして私はゴッホになった−”を鑑賞。恐れていたような入場制限はなく、すぐに入場できたものの、やはり会場内は相当込んでおり、数々の名画の前には人だかりが出来ていてなかなか前へ進まない。

基本的に年代順に作品が展示されているらしいので、初期の習作のような作品は後ろのほうから眺めるだけにして、これはという作品にだけ時間をかけたのだが、それでも一通り見終わるまでに2時間以上かかってしまった。比較のためにミレーやモネ、ロートレックらの作品も並べてあるのだが、当然、それらの作品もとても素晴らしい。

ということで、ゴッホの代表作である「自画像」や「アルルの寝室」、「アイリス」等々を家族と一緒に見ることができ大満足。貴重な休日を犠牲にして付き合ってくださった娘(=ミレーの作品が一番感動したとのこと。)には、この場をお借りして深く感謝申し上げる次第であります。