鞍掛峠から男抱山まで

今日は、鞍掛尾根の東方面に連なる低山をまとめて歩いてきた。

栗谷沢ダムの駐車場に車を止め、午前6時43分に出発。鞍掛トンネルの手前にある分岐(6時47分)から旧道に入り、荒れた舗装道を歩いて行くと、6時59分に今市市との境界になっている鞍掛峠に着く。すぐ先に右方向へ向かう舗装された分岐が見えるが、その手前に右手の尾根に上って行けそうな入口があったので、そこから山道に入る。

先週降った雪が所々に残っている踏み跡を進んで行くと、間もなくルートを見失ってしまうが、気にしないで斜面を上って行くと7時8分に最初の目印である無線中継所に到着。この先からは尾根伝いに明瞭な踏み跡が続いており、何個目かの小ピーク上の分岐(7時34分)を右方向へ進んで行くと、7時40分に池ノ鳥屋(471m)の頂上に着いた。

そこから東方向へダラダラと下って行くと、間もなく正面にちょっとした岩場が見えてくる。最初は右に巻こうかと思ったが、思い直してその岩の上を進んで行くとその先にさらに大きな岩が現れ、これを踏み跡に従って左手から上ると、岩の上に小さな石の祠(7時49分)が置かれていた。

祠のある平らな岩場の先をさらに下って行くと、踏み跡がほぼ直角に左へ曲がっているところがあり、ここから先は再び上りとなる。結構急な斜面をジグザグに上ったところが地形図に記載のある493Pだと思うが、ここには何の表示も無く、その一つ先のピークが羽黒山(8時11分)。

山頂には新しい標識が立っており、それに従って半蔵山へ進む。北側の斜面なので踏み跡は雪に覆われており、慎重に鞍部まで下りてきてホッとしたせいか、雪のないぬかるんだ上り斜面で足を滑らせてしまい、ズボンが泥だらけ。まあ、ここまで誰にも会っていないので気にしないで先に進むと、8時26分に半蔵山(502.1m)に着いた。

山頂から林道まで下って行くと、「50m先男抱山方面」という標識(8時33分)があったので、林道を南下してすぐ左手にあった踏み跡に入って行ったが、どうも進む方角がおかしい。林道まで戻ってみると、そこのすぐ先に「男抱山」の標識のある登山口(8時40分)があった。

この先も要所々々に標識が掲げられており、斜面を上った先にあるT字路(9時5分)を右折して、まず富士山(9時9分)に登ってから、次に本日の最終目的地である男抱山(338m、9時17分)へ。山頂からの見晴らしは噂どおり素晴らしいもので、今日辿って来たコースを一望することが出来た。

ということで、9時36分に男抱山の登山口まで下りてきてからは延々と車道を歩き、10時14分に駐車場に戻ってきた。この間、久しぶりにiPodThe Allman Brothers Bandの名盤「At Fillmore East」を聴きながら歩いた訳であるが、お陰で退屈な車道歩きも全然苦になりませんでした。